【将棋】電王戦合議制マッチ2016[Ponanza・nozomi・大樹の枝]ソフト側の候補手全公開 レギュレーションの感想も

12月31日の大みそかから1月1日元日に掛けて行われた電王戦合議制マッチ2016について、結果は棋士軍が157手で投了し負けとなりました。

全体的に、トップ棋士すら上回るといわれる将棋ソフト「Ponanza」を代表する強力なソフト軍に対して、棋士軍に不利なレギュレーションだったように思います。
これについてレギュレーションの話題など中心に合議制マッチについての感想を書きたいと思います。

なお筆者は『観る将』のため棋譜や打ち手自体については詳しく触れず、レギュレーションの話が中心になります。
話の流れで盤面がいい・悪いというのも書いていますが、解説を受けた感想や自分の第一感であり、上位者から見て必ずしも正しい内容とはならないことを付しておきます。

ソフトの打ち手の採用率など本稿を補足するため棋士軍・ソフト軍の指し手についても掲載しますが、縦に長くなるため記事の一番下に掲載しています。


棋士軍と[Ponanza・nozomi・大樹の枝]全候補手と指し手

合議制マッチ特設サイト

電王戦合議制マッチ

合議制マッチ放送

電王戦合議制マッチ2016 決戦大晦日 – 2016/12/31 16:00開始 – ニコニコ生放送


SPONSORED LINK

人選

合議制マッチ2016出場棋士は森下卓九段、稲葉陽八段、斎藤慎太郎六段の3名となった。

森下卓(もりしたたく)

http://www.shogi.or.jp/images/player/pro/161.jpg
(画像掲載元:日本将棋連盟公式サイト)

森下卓|棋士データベース|日本将棋連盟

段位:九段
戦績:竜王登場1回、名人登場1回、棋王登場2回、王将登場1回、棋聖登場1回他
戦型:居飛車、矢倉、受け将棋からのカウンターが得意形(森下システムの考案者)
愛称:プロフェッサー森下

稲葉陽(いなばあきら)

http://www.shogi.or.jp/images/player/pro/269.jpg
(画像掲載元:日本将棋連盟公式サイト)

稲葉陽|棋士データベース|日本将棋連盟

段位:八段
戦績:銀河戦優勝1期他
戦型:相掛かり、角換わり、居飛車穴熊、左美濃など
愛称:特に無し

斎藤慎太郎(さいとうしんたろう)

http://www.shogi.or.jp/images/player/pro/286.jpg
(画像掲載元:日本将棋連盟公式サイト)

斎藤慎太郎|棋士データベース|日本将棋連盟

段位:六段
戦績:将棋大賞勝率一位賞・新人賞他
戦型:居飛車
愛称:特に無し

棋士の人選に関しては過去電王戦を戦ったことがあるメンバーという限定で、三名とも過去ソフト戦をやっているので問題はなかった。というのも、ソフト戦を過去やっているメンバーの場合、対戦するソフトの事前貸し出しがあるためソフトがどのような手を指してくるかということがある程度時間を取って研究できるのだが、ソフト貸し出しを経験していない棋士の場合、ソフトがどのような手を打っているのか予測出来ないためだ。
(書籍やインタビュー等を見る限り、電王戦などでソフトとの対戦前に棋士はソフトの貸し出しを受けるが、対戦後も開発者の厚意でそのままソフトを使い続けてもいいようだ。但し、ソフトがバージョンアップしても自宅で同じバージョンを使えるのかどうかは筆者には分からない。)

ただ、合議制マッチ2016前に、今回対局する第4回将棋電王トーナメント上位3ソフト「Ponanza」「nozomi」「大樹の枝」の最新バージョン三つを貸し出されたかというと、そういう情報は見つからなかったため、ぶっつけ本番だった可能性はある。

また、別の観点では、稲葉八段の場合はA級順位戦の結果から来期の名人戦挑戦が見えている位置にあるため、情報戦という見地では「タイトル戦前に必要以上に手を開示したくない」という面もあったように思う。
その点ではタイトル戦に余り関係がないメンバーを選ぶべきだったかもしれないと感じた。

移動する椅子

今回は対局場が特殊なステージで、ソフト側はお馴染みの”新 電王手さん”(DENSO)だが、棋士側は毎回打つ時に森下九段が座っている椅子の肘掛にあるボタンを押すと将棋盤の場所まで移動して手を指すとまた後ろに戻り合議するという特殊な仕様になっていた。
この移動時間も指し手に含まれるので少し不利になっている。

また、最終的に移動が70回以上に渡った森下九段への疲労もあったはずだ。

見ている側としてはこのような大仰なセットを組む必要は感じず普通に打ってもらいたかった。
普通の対局と同様、座敷に座って森下九段の後ろに稲葉、斎藤両名が控えて継ぎ盤で検討するという構図で良かったと思う。

継ぎ盤なしのルール

棋士側は継ぎ盤なしのため、頭の中だけで考えたことを話し合いで手を決める必要があった。
筆者は戦前に「継ぎ盤ありの前提で棋士側が良くて互角」と思っていたのでこのルールには驚いた。
継ぎ盤だと指し手が完全可視化され無駄なく合議できるためこのルールにした意味があると思っていた。

頭の中だけだと会話を成立させるまでに符号(駒の位置)を正確に言って会話を成立させないといけないため、将棋に慣れている人でも難易度が高くなってしまう。
棋士側も「駒の位置を正確に話さないと伝言ゲームになる」といったことを戦前に危惧していて、符号はきちんと位置まで言おうと打ち合わせていた。
また、今回はイベント色が強いため、見ている視聴者の事も考える必要があるが、棋士が符号だけで会話していると付いていけない人が出てくる。
(個人的には符号だけで棋士が合議する様は面白かった。)
解説陣(木村一基八段、野月浩貴七段、室谷由紀女流二段、香川愛生女流三段)は棋士の会話を聞いて翻訳する形で大盤で解説してくれていた。
解説陣はいつも以上に大変だったと思うが、木村、野月の両解説者とも考えられる手筋のルートを丁寧に解説してくれるため、解説者の人選は良かった様に思う。
女流の二人も画面を華やかに盛り上げていた。

音被りが発生

これは運営の不手際の範疇だとは思うが「棋士の合議中の音声」と「解説陣の解説中の音声」が被ってしまい、最初のうちはどちらも聞き取りづらい状況が続いてしまっていた。
コメントでも「話が被っていて聞こえない」「音声を選択できるようにして」などと改善を求めるコメントが相次いでいた。

運営、棋士共にこのようなルールに慣れていないため仕方なかったことだが、(同じ企画を今後やるかどうかは分からないが)音声については視聴者が合議と解説どちらを聞くか選べるようにしたり、或いは放送IDを合議の中継と解説の中継で分けるようにするなど、今後の課題と言えそうだ。

合議で無難な手が続き自滅した感のある棋士軍

合議については、普段一対一で指す将棋というゲームでは有り得ないことなので、話し合いで手を決めるルールというのも棋士側に不利なだけになっていたと思う。
棋士側は先手番だったに関わらず、会話を長引かせず無難な指し手を意識した事、イベント的な見地から直ぐに頓死するような危険なルートを避けた事、必要以上にソフトの出方を警戒した事などはあったと思う。
その結果、3人の意見を中和したような無難な手を序盤から指し続けたため、作戦や方針が余りなく、その場凌ぎを続けた結果、ソフト側の飛車を使った揺さ振りに3八金と上がらされた対応で均衡が崩れていき、中盤から作戦負けの様相が濃くなった。

ソフト側は先手の3八金を見て飛車を8筋に振った。折角上がった先手の金は戦場から遠ざかったままになり、効きがなくなってしまった。
それどころか敵の大駒が自陣に侵入してからはターゲットにされてしまう。
先手の飛車も迎撃に参加するため2九まで下がってから戦場の8筋に移動する必要が出て少し手損になった。
放送では「8六香が驚愕の一着」と話題になっていたが、個人的には序盤の3八金辺りからはっきり劣勢に立たされた印象だった。

合議で手を決める事が逆にヒューマンエラーの元になったのでは?
今回、「3人の合議で手を決める」という形で将棋を進めるのを見て、話し合いで手を決めるというのは将棋というゲームには向いてないのでは、と思えた。

3人が納得する一手は序盤の数手くらいで、中盤以降の複雑な配置になった場合、戦いの起きているどこを手当てするのか、どの駒で手当てするのか。攻撃するのか、受けるのか。これだけでも相当考えに違いが出るので、話し合いで相手を説得して解決してベストな手を出すのは不可能で、結局メンバーの中で後輩が自重して先輩や年配者の意見を立てたり、時間もないのでまとまらないが仕方ないといった理由で凡手を出すことになりかねない。

会話の流れで「押しが弱く対話が苦手な人」「年齢や段位、序列が低い人」の意見が通りにくく「年齢や段位、序列が上の人」「押しが強く声が大きい人」の意見が通りやすくなる。
将棋は自分と相手との一対一の戦いなので、コミュニケーションや対話を普段重視しない人でも強ければ上位の段に来ることが出来る。
そういう実力社会なので、コミュニケーションよりも自分の手や将棋観を重視する人であれば合議制には向いていない。
幸い今回のメンバーはそういうことはなく対話が出来る人選だったので問題はなかった。
ただ、実力や序列が伯仲しているメンバー同士だと、忌憚なく意見を言い合うのは喧嘩になってしまい難しいのではないかと思える。

結局、チームワークを維持するには序列があったほうがまとまりやすいが、そうすると今度は序列の上位者の意見が通りやすくなり、実力が正確に反映されないというジレンマが起きてしまう。

少なすぎる持ち時間

持ち時間は3時間でこれを使い切ると秒読み3分で指すルールだが、これも会話を前提とした合議制では少なすぎると思う。
現代将棋は終盤が重視され終盤でミスをした方が負けると言われており、序盤を早指しして時間を使わず終盤に時間を多く残す戦い方が主流となっている。

終盤に秒読み3分の合議制だと読みを入れて手がまとまるまで話をする時間がなく、会話がまとまらないと凡手や悪手の連発になり易い。

事実、今回も劣勢に立ってからは棋士側に全く逆転の目はなく、最終局面で王手などをしているのも単に形作りで行ったものだ。
終盤まで全くといっていいほど敵陣を乱すことすら出来なかった。

合議制にするなら森下vsツツカナの電王戦リベンジマッチのように持ち時間10時間で秒読み10分にすべきだったと思う。
棋士側は体調面も考慮して仮眠時間を設けたり、竜王戦のように二日戦マッチにしても良かったと思う。

運営的には秒読み10分だと手が長くなりすぎて終わらないという「前回の反省」を踏まえて短くなったのかもしれないが、今回はそれが仇になった感もある。

合議制はソフト側にのみ有利

ソフト側は合議制といいつつも、実際はPonanza寄りの多数決制度になっていた。
3ソフトの票が割れたとき、多数決をして3票が割れたならPonanza採用。
2対1でもPonanzaが入っている方の意見が採用。
他の2ソフトは2票以上取らないと採用されない仕様。

これはエントリー一番下の棋譜を見てもらえば分かるが、最もレーティングが高いPonanzaの採用率が反映されやすい指し手となり合理性があった。

  • Ponanza 全78回指し手中68回採用(採用率87%)
  • nozomi 全78回指し手中62回採用(採用率79%)
  • 大樹の枝 全78回指し手中59回採用(採用率75%)

【ソフト軍票決システム】
合議による意見の集約はなく、基本的には多数決。
票が割れた場合Ponanzaの重みを高くして採決する。

  Ponanza nozomi  大樹の枝 指し手
票一致 A A A A
票割れ A B C A
2対1 A A B A
2対1 A B A A
2対1 A B B B

【棋士軍票決システム】
3名合議による意見集約のため、体調面や錯覚による自滅などがなく、悪手が出にくく、好手のアベレージは高くなる。
反面、当座凌ぎの無難な凡手、緩手に陥りやすい。

棋士側3人の構成では、段位・年齢とも序列が最年長の森下の意見が通りやすい。
実力という面では序列を反映しているわけではなく、今期A級順位戦全勝の稲葉、昨季高勝率を残した斎藤というメンバーでは、3名の中で森下が最も強いというわけではない。

ソフト側は指し手が割れてもPonanzaの採用率が高い評決システムであり、ソフト側は話し合いもなく多数決も自動的に行われるので、純粋に読み時間のみを消費するだけで済んだ。
事実、時間は圧倒的に棋士側が早く消費していき、ソフト側は詰みに入る終盤で時間を消費していった。

結局、今回分かったのは合議制で将棋を指すと人間側に有利になることはほとんどなく、話し合いで時間を浪費しても意見が通り易いもの、例えば「森下が推した案」または「一見で数手順先の瑕疵はなく他の賛成を得やすい案」が通りやすいということだったように思う。言い換えれば緩手や凡手が出やすい状況が生まれていた。
森下の口から「仕方ない」という発言が何度か出ていた事もあり、森下案が必ずしも好手だったとは言い難い。

この合議制では上に挙げたような問題を内含していたため、狙っていたような「棋士のヒューマンエラーをなくす」「神の一手」「3人のうち誰かが好手を思い付く」の実現には遠かった。
(斎藤六段は「悪手が少なくなったのは(合議制の)メリット」と語っていたが、先輩陣や企画を立てた発言だったように思う。)

負けても当然と言わざるを得ない結果だったが、もし本気で棋士側が勝ちに行くなら持ち時間などのレギュレーションに関しても徹底的に拘るべきだった。
年末イベントなのか、一勝負として捉えるのか。
勿論棋士軍は真剣勝負として臨んだと思うが、企画的にはイベントの空気が濃くなっていたように思う。

むしろ人間同士が面白い合議制マッチ

「合議制将棋」というルール自体は、将棋に向いていないと上で書いたが、プロ棋士vsプロ棋士同士で行うと面白いのではと思える。というのも、合議の面白さは会話の面白さであり、それは棋士のキャラクターや人間関係が如実に表れるからだ。
筆者は将棋の面白さは女流も合わせて棋士一人ひとりの個性、キャラクターにあると思っている。
キャラクターが揃っている棋士と合議制マッチの面白さと合うのではと思う。

例えば、生放送でも人気のある藤井猛銀河とスマホ不正疑惑を被った三浦九段が同チームとなり、藤井銀河が三浦九段をいじったりすれば間違いなく盛り上がると思う。

敗戦は残念だが将棋ファンにとってかなり楽しめた企画なのは事実だ。
年末大みそ日に行う長時間の対局がファンにとっては堪らない企画。
ぜひ今後も続けて欲しいと思う。

ソフトが強すぎて企画にも使いづらい状況

ソフト対棋士はソフトが強すぎてもう企画として成り立たせるのは素人目から見ても難しい印象だ。特にPonanzaが圧倒的に強すぎて勝負にならない時期に来ているのではと思える。
今春行われる第2期電王戦の結果にも拠るが、佐藤名人が2連勝でPonanzaを圧倒するくらいでないと今後プロ棋士対ソフト戦を続けるのは世論的にも厳しいのかもしれない。
ソフトが勝ってもまたか、という風潮だと、もうプロ棋士がソフトと打つ意味はないように思う。
もし佐藤名人が2連敗でPonanzaに負けるとなると、棋士対ソフトの流れはこの辺りで収束するのではないかと思える。

その場合、最後に羽生三冠vsPonanza戦をすることになると思うが、叡王戦トーナメントを経ずして羽生三冠がPonanzaと企画で戦うのは少し寂しい気もある。
そうなると折角棋士vs将棋ソフトというキラーコンテンツが出てきた将棋界にとっても、叡王戦を企画し中継を行っているドワンゴにとっても打撃だろう。

そういう意味では合議制という新たなマッチ形式を提示した今回の勝負は大きな意義があったのかもしれない。

本稿のまとめ

以下本稿まとめとなります。

  • ソフト対棋士はレギュレーションが棋士側に不利で大差で負けた。
  • 人間対人間のチーム戦合議制マッチは面白そうのでやってもらいたい。
  • 大みそかのこうした将棋イベント中継は続けてほしい。
  • 棋士対ソフトはソフトが強すぎてもう厳しい印象。

棋士軍・[Ponanza・nozomi・大樹の枝]全候補手と指し手

 先手:棋士
後手:ソフト
Ponanza nozomi 大樹の枝 筆者メモ
1手目 先手 7六歩       戦前に決めておいた7六歩
2手目 後手 3四歩 3四歩 3四歩 8四歩  
3手目 先手 2六歩        
4手目 後手 8四歩 8四歩 4四歩 3二金  
5手目 先手 2五歩        
6手目 後手 8五歩 8五歩 3二金 8五歩  
7手目 先手 7八金        
8手目 後手 3二金 3二金 3二金 3二金  
9手目 先手 2四歩        
10手目 後手 2四歩 2四歩 2四歩 2四歩  
11手目 先手 2四飛        
12手目 後手 8六歩 8六歩 8六歩 8六歩  
13手目 先手 8六歩        
14手目 後手 8六飛 8六飛 8六飛 8六飛  
15手目 先手 3四飛        
16手目 後手 3三角 3三角 3三角 3三角  
17手目 先手 3六飛        
18手目 後手 6二玉 6二玉 8五飛 2二銀  
19手目 先手 8七歩        
20手目 後手 8五飛 8五飛 8五飛 8五飛  
21手目 先手 2六飛        
22手目 後手 2五歩打 2五歩打 2五歩打 2五歩打  
23手目 先手 2八飛        
24手目 後手 8八角成 8八角成 4二銀 7二銀  
25手目 先手 8八銀        
26手目 後手 3三桂 3三桂 3三桂 3三桂  
27手目 先手 6八玉        
28手目 後手 8四飛 8四飛 8四飛 7二銀  
29手目 先手 3八銀        
30手目 後手 2四飛 2四飛 7二玉 7二銀  
31手目 先手 3六歩        
32手目 後手 7二銀 7二銀 4二銀 7二銀  
33手目 先手 7七銀        
34手目 後手 4二銀 4二銀 4二銀 7一玉  
35手目 先手 7九玉        
36手目 後手 7一玉 7一玉 7一玉 7一玉  
37手目 先手 8八玉        
38手目 後手 5四飛 5四飛 4四歩 5四飛  
39手目 先手 6八金        
40手目 後手 3四飛 3四飛 2四飛 3四飛  
41手目 先手 3七銀        
42手目 後手 2四飛 2四飛 2四飛 2四飛  
43手目 先手 2七歩        
44手目 後手 8二玉 8二玉 9四歩 4四歩  
45手目 先手 9六歩        
46手目 後手 9四歩 4四歩 9四歩 9四歩 Ponanzaが初めて否定される
47手目 先手 4六銀        
48手目 後手 2一飛 2一飛 2一飛 2一飛  
49手目 先手 7八金       棋士側長考。森下が陣形を引き締めを主張し7八金を採用
50手目 後手 4四歩 4四歩 4四歩 4四歩  
51手目 先手 8六歩       棋士側は指す手がなくなり苦しくなってくる
52手目 後手 4三銀 4三銀 5四歩 4五歩  
53手目 先手 8五歩        
54手目 後手 7四歩 8三歩打 7四歩 7四歩 Ponanza否定2回目
55手目 先手 6六歩       森下が稲葉案(6六銀から7五歩)を否定し6六歩を採用
56手目 後手 8三銀 7三銀 8三銀 8三銀 Ponanza否定3回目 この後、棋士側考慮中に夕休となる
57手目 先手 8六銀        
58手目 後手 7二金 7二玉 7二金 7二金 Ponanza否定4回目
59手目 先手 7七桂        
60手目 後手 7一玉 7一玉 5四歩 7三桂  
61手目 先手 6五歩        
62手目 後手 4五歩 6二玉 4五歩 4五歩 Ponanza否定5回目
63手目 先手 5五銀       4五歩に対して銀をどうさばくかだが、6六のスペースが空いているので5五に出た
64手目 後手 5四歩 5四歩 5四歩 5四歩  
65手目 先手 6六銀        
66手目 後手 7三角打 7三角打 7三角打 7三角打  
67手目 先手 3七角打       7三角に対して斜めのラインに角を据えた
68手目 後手 3七角成 3七角成 3七角成 3七角成  
69手目 先手 3七桂        
70手目 後手 4四角打 4四角打 4四角打 5三角打  
71手目 先手 6七金       予定の6七金
72手目 後手 6二玉 6二玉 5三角 3五歩打  
73手目 先手 3八金       2筋が厳しくなり3七桂を打たされたのが激痛という話 苦肉の3八金へ
74手目 後手 7三桂 5三角 7三桂 7三桂 Ponanza否定6回目
75手目 先手 5六歩       評価値がソフト+284に 数値上でもはっきり優劣が付き始める
76手目 後手 8一飛 8一飛 8一飛 8一飛 戦場が8筋に回ったため、3八金と2八飛の要駒2枚が孤立
77手目 先手 7八玉       棋士側持ち時間が1時間を切る
78手目 後手 8四歩打 8四歩打 8四歩打 8四歩打  
79手目 先手 8四歩        
80手目 後手 8四銀 8四銀 8四銀 8四銀  
81手目 先手 2九飛       押し込められていた飛車を最下段へ移動し逆サイドのフォローを狙う
82手目 後手 8五歩打 8五歩打 9五歩 8五歩打 8筋の銀を咎める
83手目 先手 9七銀       銀を後方へ逃がす
84手目 後手 9五歩 9五歩 9五歩 9五歩  
85手目 先手 9五歩        
86手目 後手 9五銀 9五銀 9五銀 9五銀 nozomiのみ長考となりコメントでエラーか?との声も挙がる。
87手目 先手 9六歩打        
88手目 後手 8六銀 8六銀 8六銀 8六銀  
89手目 先手 8八銀        
90手目 後手 9八歩打 6六角 9八歩打 9八歩打 Ponanza否定7回目
91手目 先手 9八香        
92手目 後手 7七銀成 7七銀成 7七銀成 7七銀成  
93手目 先手 7七銀上がる        
94手目 後手 8六桂打 8六桂打 8六桂打 8六桂打  
95手目 先手 6八玉        
96手目 後手 9八桂成 9八桂成 9八桂成 9八桂成  
97手目 先手 8七歩        
98手目 後手 9七成桂 9七成桂 9七成桂 9七成桂  
99手目 先手 8九飛        
100手目 後手 8六香 8六香 8六香 8八香 香車が飛車に当たる鬼手 斎藤「人類を終わらせにきた手ですね」
101手目 先手 7五歩       棋士側持ち時間が30分を切る 8六同歩、7八銀、7五歩などで意見が割れるが稲葉案で7五歩
102手目 後手 8七成桂 8七成桂 8七成桂 8七成桂 この手で評価値がソフト側に+1000以上まで振れる
103手目 先手 8六銀        
104手目 後手 8六歩 8六歩 8六歩 8六歩  
105手目 先手 8二歩        
106手目 後手 8二飛 8二飛 8二飛 8二飛  
107手目 先手 7四歩       自陣が受からない棋士側は一か八か最後の攻めに出る
108手目 後手 7八銀打 7八銀打 7八銀打 7八銀打  
109手目 先手 7三歩成       棋士側持ち時間がなくなり秒読み3分突入
110手目 後手 7三金 7三金 7三金 7三金 ソフト側持ち時間が残り1時間となる
111手目 先手 7九香打        
112手目 後手 7七成桂 7七成桂 7七成桂 7七成桂 7七成桂で棋士側で驚きの声が上がる
113手目 先手 7七銀        
114手目 後手 8九銀成 8七歩成 8九銀成 8九銀成 Ponanza否定8回目
115手目 先手 7四歩        
116手目 後手 9八飛打 7四金 9八飛打 9八飛打 Ponanza否定9回目
117手目 先手 5七玉        
118手目 後手 7四金 7四金 7四金 7四金  
119手目 先手 6六桂打        
120手目 後手 6六角 7五金 6六角 6六角 Ponanza否定10回目
121手目 先手 6六玉        
122手目 後手 7九成銀 7九成銀 7九成銀 7九成銀  
123手目 先手 7六銀        
124手目 後手 7五歩 7五歩 7五歩 7五歩  
125手目 先手 3五角        
126手目 後手 5三桂打 5三桂打 4四香打 4四桂打 決死の王手も桂合いされてかわされる 一応5三で馬成りはなるが・・
127手目 先手 7一銀        
128手目 後手 7一玉 7一玉 7一玉 7一玉  
129手目 先手 5三角成        
130手目 後手 6二銀打 6二銀打 6二銀打 6二銀打  
131手目 先手 7五馬        
132手目 後手 7五金 7五金 7五金 7五金  
133手目 先手 7五銀        
134手目 後手 3八飛成 3八飛成 3八飛成 4四角打 右辺に取り残された金も取り込まれた
135手目 先手 8三歩        
136手目 後手 8三飛 8三飛 8三飛 3九角打  
137手目 先手 8四桂打        
138手目 後手 7三金打 7三金打 7三金打 7三金打 ソフト考慮中に2017年となる
139手目 先手 7二金打        
140手目 後手 7二金 7二金 7二金 7二金  
141手目 先手 7二桂成        
142手目 後手 7二玉 7二玉 7二玉 7二玉  
143手目 先手 8四歩打        
144手目 後手 7四桂打 7四桂打 4四角打 3九角打  
145手目 先手 7四銀        
146手目 後手 8四飛 8四飛 8四飛 8四飛  
147手目 先手 7五桂打       この手で評価値がソフト側に+9999となる(9999は詰み確定)
148手目 後手 7八竜 7八竜 4四角打 3九角打  
149手目 先手 7七金打        
150手目 後手 4八角 4八角 4八角 3九角打  
151手目 先手 5七桂        
152手目 後手 7四飛 7四飛 7四飛 7四飛  
153手目 先手 8三角       形作りの王手
154手目 後手 7三玉 7三玉 7三玉 7三玉  
155手目 先手 7八金        
156手目 後手 7五飛 7五飛 7五飛 7五飛  
157手目 先手 投了        
The following two tabs change content below.
SPONSORED LINK