GARNET CROWの探求の終着

SPONSORED LINK

http://natalie.mu/music/news/87741

GARNET CROWの冒険と探求は一先ず終わりましたね。自分の中ではフリッパーズギターからの一連のジャパニーズポップスの探求みたいなものがGARNET CROWという結論というか結果を得て一先ず終着したというような印象です。

THE ONE ~ALL SINGLES BEST~

THE ONE ~ALL SINGLES BEST~

posted with amazlet at 14.07.11
GARNET CROW
GIZA (2013-05-22)
売り上げランキング: 5,403

SPONSORED LINK

媒体はCDから音楽ファイルになり、CDは曲目当てでは買う人は少数派になり、音楽は動画で見れるので誰も金を出さなくなり、売れているのは握手権付きのCDでランキングはAKBとジャニーズという惨状ではGARNET CROWでもやる気失くすでしょう……。

GARNET CROWがリアルタイムで試行錯誤しているときにリアルタイムで楽曲やライブに触れたことは筆者にとってこれ以上ない貴重なものでした

結局GARNET CROWが見出したものは、自分はまだ怖くて「Terminus」聞けてませんがメモリーズ聞く限りは「王道を征きながら実験的」というまるで荒木飛呂彦のような印象でこれがGARNET CROWが突き詰めた結果の音楽で。

音楽というのはコードパターンに限界があると散々いわれつつもそこを突き破るべく実験を繰り返す。
しかし自分たちの王道の音楽の美学を崩さず、更に市場にも訴求力のある音楽を作る。

という一見矛盾を孕んだような険しい道を毎回いっていたように思います。

GARNET CROW出てきたときから評価は10年後か20年後でないと来ないだろう、10年に一度のユニットと掲示板などで言ってきましたが、GARNET CROWが出てきて14年くらい経過してこれに匹敵するユニットまだ出てないんですよね。

  1. フリッパーズギター(1989-1991)
  2. ガーネットクロウ(1999-2013)
  3. ??????????????(20??-20??)

どちらかというとJ-popは回顧主義、ラップ/レゲエ風音楽、AKB系、ジャニーズ系のどれかに集約されつつあり、新しい音楽というのは市場には暫く出てこないように思います。
そういう意味でGARNET CROWにリアルタイムで付き合えたのは本当に良かった。
もしかしたら自分の人生の中で最も意味がある出来事がGARNET CROWの音楽をリアルタイムで聴けたということだったかもしれません。

あとはGARNET CROWというプロジェクトはやはり、古井さん(古井弘人。キーボーディスト、アレンジャー。GARNET CROW全曲の編曲を手掛ける。)のプロジェクトだったと思います。曲を聴けば聴くほどそう思える。
古井さんのGIZA studioBeing所属アーティストへの提供曲では、割りと素直に作ってる印象があります。(といってもアーティストのイメージや要求には合わせているでしょうが。)

GARNET CROWの曲はここまでするのかというのがよく受けるイメージです。
マスターアップまでに、GARNET CROWの4人全員が必ず工程的に入る仕組みで曲を作っているとされていますが、楽曲の初期構成(作曲段階)は中村さんが作ったとしても、それをどういう楽器を載せて、どういうリズムで聴かせるかなどは完全に古井さんの作業で、(ギターパートのみ岡本さんでしょうけど。)全体はやはり古井さんがどういう曲にしたいかによると思う。

そうなるとやっぱり

「中村、この曲バラード意識したっぽいけど、俺4つ打ちにしたわ」

とかそういうやり取りも有り得る訳で。完全に妄想ですけど有り得ると思います。

倉木麻衣におけるミゲル・サ・ペソアのような一部しかアレンジを担当しないアレンジャーという体制なら手掛けない曲もあるので、世界観は作詞、歌い手の倉木さんのものといえるかもしれませんが、GARNET CROWの場合は全曲古井さんフィルターがかかるので、これはもう完全に古井さんの世界と云えると思う。

「 裏方アレンジャーだった古井弘人が中村由利とAZUKI七という稀代の依代を得て、自分自身の音楽世界を探求した(withおかもっち)」

これがGARNETCROWという「サウンド・プロジェクト」の本質だったと、筆者は思います。

こちらも合わせてどうぞ

https://www.varis.jp/entry/2015/06/15/214810

https://www.varis.jp/entry/2015/06/18/221725

https://www.varis.jp/entry/2016/12/21/085832

SPONSORED LINK

この記事をシェアする