【書評】【読書レビュー】Googleウェブマスターツールの教科書

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購入まで

筆者は今働きながら、通信大学へ通っていますが、学生証がある間に少しでも恩恵に預かろうと、Amazonスチューデントに登録しています。
登録後に、Amazonギフト券が2000円もらえたんですが、これで何を買おうかとウィッシュリストを見て、「Googleウェブマスターツールの教科書」Kindle版を購入しました。

筆者のSEO知識は、2007年くらいで止まっていて、最近Googleが検索表示で何を重視しているのか知りたかったのと、ウェブマスターツールに関して詳しい書籍、ネットのまとめなどがほとんど存在しないので、興味があったからです。
Kindle版でも2052円と少し高かったので、ギフト券がなければ躊躇していたと思います。

頼られるWeb担当者になる! Googleウェブマスターツールの教科書
大本 あかね 菊池 崇
マイナビ (2015-03-21)
売り上げランキング: 34,907

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感想

結論から言うと、ウェブマスターツールに関する記述はわずかで、ほとんどはGoogle検索エンジンに関する基礎知識・周縁知識です。

WEBの開発者が検索エンジン上位を意識する上で知っておいた方がいい知識について、図などはありますが、基本的には簡潔に書かれています。
ページ数は目次・あとがきなど合わせて243ページ。

2000年から2007年くらいまで暫くは、SEOというのは検索エンジン上位を狙うテクニカルな話しばかりだったと思います。
強力なドメイン、高いページランクを持つサイトから被リンクを受けて自分のページの評価を上げるといった検索エンジンの仕様の穴を衝くようなやり方が流行っていました。

現在では、そうした仕様の穴を衝くやり方は通じません。ページランク自体も、サイト評価に関しては、それほど重視されていないようです。

現在は、検索エンジン自体が非常に高度というか人間の関心に寄り添うように変わってきているので、テクニカル一辺倒の『仕様の穴を衝く対応で上位を狙う』というのがことごとくGoogleに潰されるようになっています。
それがペンギンアップデートといわれる検索エンジンのバージョンアップ。

また、品質が低いサイトを落とし分析や内容に高い評価を得ているサイトを上げる「白黒つける」意味でパンダアップデートといわれる検索エンジンのバージョンアップも行われていて、これらに関する記述も沢山あります。

この辺の話しは、ネットでは断片的に見ていたものの、背景を余り知らなかったのでこの本で初めて体系的に知ったという感じです。そういう意味では、知らない話の背景が分かったので買ってよかったという感想ですね。
ほかには、HTML5の記述ガイドライン、スマートフォンサイトの作成指針、パフォチューなど、資料やブログネタとして役に立ちそうな部分があります。

お勧めできる読者・読まなくてもいい読者

上記の通り、ウェブマスターツールについて知りたいという人は、余り記述がないので注意すべきです。
アナリティクス(Google Analytics)の話も少し出てきますが、既にネットで情報を得ている人が新たに参考になるような部分はないと思います。

また、ブロガーでも自分のブログの検索順位について意識しない人、アドセンスやアフィリエイトをやっていないという人は、特にこの本で得られる知識は知らなくてもいいものと思います。

反対に、ウェブの開発者、ブロガーで検索上位を狙いたい人、ブログのPVやUUが直接収益に直結するというアフィリエイターの人たちは、この本で得られる知見は少なくないと思います。
例えば、この本でaguse.jpというドメイン調査ツールがあるのを、筆者は初めて知りましたし、セーフブラウジング判定サイトで自分のサイトの汚染度をチェックできることも知りました。
こうしたツールに関する話も沢山あるので、その辺に興味がある人は買ってもいいかもしれません。

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