漫画のコマ画像の掲載・引用がどこまでNGかについて調べた

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今日スマホであるはてなブログ購読ブログを読んでいると、記事のキャッチ画像の所にある漫画のキャラクター画像が載っていた。
西森博之作「今日から俺は!!」の三橋と伊藤である。
勿論筆者はこの漫画も読んでいたので知っている。

が、漫画のコマの引用をブログの記事でこういう風に載せられるのかと気になった。
もし使える方法があるなら知りたいと思った。

筆者も漫画を扱った記事ではキャラクターのバストアップや漫画のコマ画像を表示して書きたいと思っていたが、さすがに漫画のコマを載せるのはNGではないかと思って使わなかった。

著作権に関してもキャプチャ画像やYoutubeなどの動画コンテンツなど様々だが、ここでは漫画のコマに絞って話しを進める。

漫画のコマの掲載と著作権のポイント

調べたところ、ポイントになるのはこの3つとなるらしい。
該当ブログの記事では、引用元記載がなく2を満たしていないので、このままではNGということになるのではないかと思う。

  1. 本文と引用の主従関係
    :本文が主体で引用側が従関係なのでOKと思う。
  2. 引用元の明記
    :記載されていない。また、作者のHPには漫画のコマ画像はなく、作品のバナー画像と作品紹介の文章のみがある。
    文章の引用はブロッククォートで囲まれているが、コマ画像の引用にはなくどこまでが引用なのか判然としない。
    コマ画像に自分のコメントを掲載する場合、画像と文字のどちらが引用物なのか分かるように画像についても区別しないといけない。
  3. 引用の正当性(必然性)
    :記事内容が漫画家を扱っているため作品の紹介という形で、OKのように思えるが、西森博之作品の紹介という内容で本当に三橋と伊藤の画像を載せないと扱えないのか、という必然性に関しては、なくても作家紹介は出来るため、必然性に関しても疑わしくなってくる。

ただ、これだけの要素ではなく、厳密にはもっと考慮すべき事項はある。
引用元のまとめを引用させて頂くと次のようになる。

「引用」となるに必要な要件は

  • 公表された著作物であること
  • 公正な慣行に合致していること
  • 報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれていること
  • 出所の明示をすること
  • 引用する側とされる側が明瞭に区別されていること(明瞭区別性)
  • 引用する側が主、引用される側が従の関係にあること(主従関係)
  • 引用する「必然性」があること

    (引用元:マンガ画像の『引用』について書いてみる | 空気を読まずにマンガを読む

本稿のまとめ

記事全体を見ると西森博之氏の作品紹介というテーマなので、引用元が厳密に明記されていなくても分かるんだが、今の内容ではNGということになるかと思う。
漫画に関しては『脱ゴーマニズム宣言』の判例があり画像掲載の基準が明確になってしまっている。
掲載するにしてもかなり注意深くしないとほとんどNGに引っかかるのではないかと思う。

OKケースとしては、例えば漫画の1コマをテーマに論評をするような場合になるようだ。
しかしブログで1コマをテーマに記事を書くようなことはなく、大半は作品の紹介にしたり、登場人物に台詞を言わせて記事の雰囲気を盛り上げることに使ったりということだろう。

結論としては普通にブログで漫画のコマ画像を使うのは難しい。

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