猛烈に作り続ける 森博嗣とシブサワ・コウに見るトッププレイヤーになるキーワード

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トッププレイヤーになるには何かを猛烈に作り続けなければならない

筆者はリアルで必死に頑張るとか、何かを遮二無二やるとか、そういうリアルでトップになるという意識は普段全くないのですが、そういう自分ですらトッププレイヤーになるには現実にフィックスして、何かを猛烈に作り続けなければならないんだなと感じました。
それは今回紹介する二つのWEB記事からです。

「大ヒット作のない森博嗣」の凄まじい印税

一つ目は、読書ギーク記さんで紹介されていた森博嗣の『作家の収支』。これは200円台と安いしKindleで読めるので、ちょっと買おうかと思ってるんですが、まだ未読です。

http://www.dokusyo-geek-ki.com/entry/2016/03/03/115845

光栄 夫婦二人三脚で進んだ怒涛の出世物語

二つ目は、歴史シミュレーションでお馴染みのコーエー(光栄)(現コーエーテクモゲームス)のシブサワ・コウこと襟川陽一氏と恵子氏の夫婦による光栄出世物語が元コンプティーク編集長の佐藤辰夫氏を交えて語られている。
これは自分もOneNoteにWEBクリップしたのですが、信長や三国志が好きだったアラサー、アラフォー、そして現在の若いクリエイターの方にも必見なので是非見ることを薦めます。
信長から乙女ゲームまで… シブサワ・コウとその妻が語るコーエー立志伝

襟川氏は元々旗違いの業種の会社を任されたが倒産し、マイコンを買ってプログラムにはまり受託開発する光栄を立ち上げた。そして自分でプログラムを作りながらボードゲームをイメージした川中島の合戦を販売。その後、信長や三国志といった大ヒットゲームを開発していく。

襟川夫妻は二人とも凄い才能の持ち主だった。襟川氏は光栄SLGとしか形容出来ない世界唯一のゲームを一から作り上げた天才だが、恵子氏も光栄がヒットするに欠かせない多方面の才能があり、初期光栄のゲームのパッケージデザインを手がけたり、投資の知識があり陽一氏を経営面からサポート出来た。光栄のゲームと言えば14800円だが、この値段設定にしたのも恵子氏。とにかくこれと決めたら離婚を決意しても絶対に譲らないのが恵子氏でかなりメーカーとも揉めていたらしい。

襟川氏は寝たら忘れるので寝ずに一気にプログラムを組んだりという典型的プログラマーらしいです。
今でもゲーム大好きでフロム・ソフトウェアの「ブラッドボーン」をプレイしているという所も親近感が湧きました。
あのシブサワ・コウがガスコイン神父やアメンドーズと戦っていたのは奇妙な感覚です。

歴史シミュレーションのプロデューサー・シブサワ・コウはサンライズのリアルロボットアニメに必ず出てくる矢立肇と同様、謎めいた人物プロフィールで、全く表に出て来ないので、どんな人なのか興味を持っていましたが、シブサワ・コウをカミングアウトしたのは最近らしいです。

襟川夫妻の凄まじい光栄出世物語を見て、やはり、現在トップに立っている人は猛烈に自分が作りたいものを作ってきたのだなと感じました。

ファミコンが出たときも襟川氏たちは5年をかけてハードを解析してゲームを発売したそうです。
子供たちがカセットをガシャコンしてTV画面に張り付いてゲームをしていた時に、彼らはひたすらハードのマシン語を解析して自分たちの作りたいゲームのために時間を費やしていました
それが彼らを今のトップクリエイターの地位に押し上げています。

今回感じたこと、それは
「業界のトッププレイヤーになるには、現実にフィックスして、作りたいと思うものを猛烈に作っていかなければならない。」
ということです。

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