キリンカップサッカー2016 サムライブルー25人発表 会見動画とメンバー感想

キリンカップに向けたA代表メンバーが発表されたので感想を書いておく。


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キリンカップ日程

6/3 日本vsブルガリア(豊田スタ)
6/7 日本vsボスニア・ヘルツェゴビナ デンマークのどちらか(市立吹田)

キリンカップサッカーメンバー発表会見

キリンカップメンバー

(★は初、☆は復帰)
GK(3)
西川周作(浦和レッズ)
東口順昭(G大阪)
川島永嗣(ダンディー・ユナイテッド)
DF(8)
酒井宏樹(ハノーファー96)
酒井高徳(ハンブルガーSV)
長友佑都(インテル)
槙野智章(浦和レッズ)
吉田麻也(サウサンプトン)
森重真人(FC東京)
昌子 源(鹿島アントラーズ)
丸山祐市(FC東京)☆
MF(7)
長谷部誠(フランクフルト)
柏木陽介(浦和レッズ)
遠藤 航(浦和レッズ)☆
香川真司(ドルトムント)
清武弘嗣(ハノーファー96)
大島僚太(川崎フロンターレ)★
小林祐希(ジュビロ磐田)★
FW(7)
本田圭佑(ミラン)
小林 悠(川崎フロンターレ)☆
宇佐美貴史(G大阪)
原口元気(ヘルタ)
岡崎慎司(レスター)
金崎夢生(鹿島アントラーズ)
浅野拓磨(サンフレッチェ広島)☆

ハリルホジッチ監督会見要旨

  • GK3人は優先順位はなく競争。
  • 槙野はセンターでなく左SBとして使う。
  • 吉田は呼んでいるがクラブで全く出ていないので厳しい。
  • 香川と清武は規律の部分で学習できれば同時に起用もある。
  • 大島は左利きだから呼んだわけではない。
  • 今回呼んでないが柴崎や今野を呼ぶ可能性もある。長谷部が使えない場合は今野が代わりになるかもしれない。
  • 長谷部は疲労回復が第一。
  • 本田はフォワード、ゴールゲッターとして考えている。
  • 原口はMFかFWかまだ分からない。様子を見て決める。
  • 宇佐美は国内で最も力のある選手。
  • 岡崎は代表ではレスターとは全く別の役割。
  • 金崎は病気や怪我が多すぎて疑問もあるが選出。A代表に選ばれるにはコンスタントに良いパフォーマンスを出さなければいけない。
  • 浅野は国内だとDF背後への動き出しが最も速い選手。日本でも数少ないゴールゲッター。将来絶対にA代表で必要になるので東アCでも連れて行った。
  • 家長(大宮アルディージャ)もかなり能力がある。ボールがある時は違いを作れる。ない時はできない。能力がありA代表に入る可能性がある選手はまだ沢山いる。その時のパフォーマンスが良ければ代表にも呼ぶが、かなりトレーニングしなければいけない。
  • 宮市(ザンクトパウリ)も推薦されて見た。今後追跡していかないといけない。
  • 大久保(川崎フロンターレ)は天性のゴールゲッターで注目して見ている。A代表で多くの結果は出していない。16mでしか見られない。A代表では色々な仕事を求められる。代表で大久保が生きるイメージがない。呼ぶのは躊躇している。注目はしているので最終的に呼ぶかどうかはまだ分からない。ただ、浅野や金崎を現段階では見たいと思っている。ハーフナー(デン・ハーグ)に関していうと日本はロングボールを使った戦術を取っていない。一人の選手を呼ぶために戦術を変えないといけない。戦術としては本田、香川、清武といった選手がメインになる。大久保を呼んで色々なことを覚えてもらうのは33-4歳くらいでは難しい作業になる。

個人的印象

ほぼチームの骨格が固まってきた印象。アジア最終予選からメンバーを大きく変えることはないだろうから本大会でもこの辺りはほぼ不動のスタメンとなるのではないか。
スタメン以外は調子や相手に合わせてオプションで変える感じだろう。

ワールドカップ本大会は23人選出となるので今のメンバーから二人は選外となる。
今回怪我で外れた武藤、山口蛍が入ると更に二人外れるだろう。

槙野はCBとして使うのは怖いのでSBに回すのならありかなという印象。どちらにせよ槙野はCBとSB両方のバックアップメンバーか。

内田は手術後も復帰できていない。復帰できてもトップフォームに戻るかどうか分からない。恐らくワールドカップメンバーには入れないだろう。

浅野は会見で非常に良さを強調していたので最終メンバーにも入りそうに思える。

大久保は記者に聞かれたので選外の理由を詳細に話していたが、強化試合でテストとして呼ぶ選手ではないし本大会35歳という年齢を考えても呼ばなくて当たり前だ。日韓のベテラン枠中山、秋田のようにサブでも腐らずにベンチを盛り上げるといったタイプでもない。
この質問のレベルの低さが日本のサッカージャーナリズムの酷さを表している。

ハーフナーは戦術を理由に召集してないといっていたので今後も呼ばれない可能性が高い。つまり戦術としてロングボールをFWに当ててセカンドボールを拾ってということはやらないということだ。

国内中心の東アCメンバーは本当に消えてしまった。川島が国外にこだわっているのも分かる。

乾はスペインに移って躍動しているが選出されず言及されることもなかった。守備の強度が弱いと思われているのだろうか?

ザックジャパンの時と比べてみてどうかという点では、GKとDFは2年前から結局上積みがほとんどなかった。
長友がトップフォームを維持しているのが救いだろうか。

中盤は同じ面子が並ぶが、香川や清武などがメンタル的にもタフになった。本田、長友などが非現実なことをいっていた2年前よりメンバーも現実的な目線になっただろうし、精神的に枯れた感じで悪くない印象。連携面で遠藤ロスを払拭できればと思う。
まだ最終予選前だが、ワールドカップが決まっても淡々と臨めば逆にいい結果になると思える。

前線は岡崎が経験を積んで上手くなったのが大きいが、新顔の原口、武藤、宇佐美、金崎などがまだまだ爆発的な攻撃力をもたらせていない。原口、金崎は徐々にフィットしつつあるけど、武藤は怪我で出遅れ、宇佐美は不調から脱しきれていない。
ハリルも言っていたが、本田香川に匹敵するようなインパクトの選手がここ数年代表に現れていない。

2010大会では直前に本田が抜擢されて本大会でも結果を残した。本田は2010大会では大会3度目のMOMを獲得しアーセナルのヴェンゲルからも最高級の賛辞を受けていた。2014大会でも得点を記録。

香川は代表では余りフィットしているとは言い難いが、ドルトムントでは驚異的な活躍を見せており、2011-12ブンデスシーズンで国内2冠を達成。ファーガソンから直々に口説かれるほど国際的な選手になった。やはりそれほどの選手はここまで数年間出てきていない。香川に匹敵するポテンシャルを持つ清武ですらブンデス2部落ちの所属選手に過ぎない。

ハリルの会見では選手が何を足りないかをコメントしてくれていた。選考された選手も選考外の選手もここまで言われれば納得するのではないか。
国内外の試合は良く見ていると感じる。AFCの敗退もJのぬるさをばっさり指摘しながらAFCに残った国のチームを即座に挙げていた。指揮官がJをぬるいと切り捨て、その中から戦える選手を選ぶとはっきり言っていて、仕事には貪欲なので、その点ではまだ本大会に向けて可能性があると感じる。
ザックジャパンの時は本当に何も可能性を感じなかったので。

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