ブログの変遷・ホームページ時代から2016年現在まで

筆者は2000年以前からホームページを開設して以来、2005年にmixi、2006年にはてなダイアリー、2012年にはてなブログを開始してきました。
(mixiは2013年に退会。ダイアリーは一部のログをこのブログにインポートして閉鎖。)
ホームページ時代からこの現代のはてなブログ時代まで、どのように移り変わりがあったのか。雑感とともに記します。


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2000年前後・ホームページ時代

物珍しさからホームページを作る人が増えた時代。

PCでテキストエディタでタグを書いたHTMLファイルを作成してFTPソフトでプロバイダのサーバにアップロードしていた。
タグで書くのは面倒なのでホームページビルダー等のWEBページ作成支援ソフトも出ていた。
そのためプロバイダ契約したときはFTPのIDやパスワードも付属していた。
自分が使っていたプロバイダはDTIだった。

HTMLファイル同士のリンクはエディタやソフトを使って自分でアンカータグを書いてリンクを張る。
まだCSSを使っていた人も少なかっただろう。今ではCSSで書いているような内容もHTMLファイル内に直書きしていた。
今考えると面倒極まりないが当時は手間とは思っていなかった。

HTMLファイルは静的に作っていてコンテンツもテキストくらいしかなかった。
内容も人に見られることは考えておらずただ自分が書きたいことを書き殴っていた。
例えばその日の日記とか、見た映画の短い感想とか、今ではコンテンツとすら呼べないものを一々、HTMLファイルを作って書いていた。
ホームページのトップページはタイトルバナーをでかでかと貼り、チカチカする色の文字を多用したりマーキー等で動かしたりと余計な装飾で溢れていた。

プロバイダに公開したらレンタル掲示板をリンクに張って掲示板で交流開始。
HTMLファイルにはコメント欄等もないため、掲示板でしか交流が出来なかった。
交流はページを見ている一般人とではなく、ホームページ所有者同士で交流するのが主流だった。
特にホームページが同じジャンルの人同士と接点があった。
筆者の場合は好きなアーティストを中心にしたホームページの幾つかに掲示板に書き込んではオーナー同士で交流を行っていた。
自分のページには人が余り集まらなかったので、たくさんオーナーが集まるホームページの掲示板に出入りするようになり、そこが一種の交流場所のようになっていた。

この頃はWEBで採算性を全く考えていなかったし儲ける手段も恐らくなかった。
ASP等という概念もなかったしSEO対策していた人もほとんどいないだろう。
トップページにアクセス数表示のバナーを貼り付けるのもよく見られたがアクセス数をそこまで気にしている人はいなかった。

メルマガは既にあった。実際、Linuxの勉強をするためにしだれざくら先生の有料メルマガを購入して勉強していた。

2005年頃

ブログ、SNSが流行。SNSは特にmixiやGreeが有名。

この頃に現在のブログのシステムがある程度固まってきた。HTMLとCSSでWEBページを作るということも一般的になる。
ブログは最初ヤフーやココログなどだけだったが、そのうちブログ対応する会社が多くなり使えるブログシステムが増えた。ユーザーが多いのはアメブロやFC2ブログ。
他に老舗としてはgooブログ、エキサイトブログ、はてなダイアリー等。
はてなはこの当時はまだダイアリーしかなく、どちらかというとエンジニア系やサブカル系が多いマニアックなブログという印象だった。(はてなダイアリーは2003年に正式サービス開始。)

adsense自体は2003年からだが、2005年頃のブログは金儲け主体ではなかった。
ブログという新しい分野が注目を集めて開始した人が多かった。
ホームページからブログへの移行者も多かった。
SEO対策などもこの頃から広まった。

芸能人ブログは眞鍋かをりが有名でブログを著作化してヒットした最初の芸能人となった。

また、この頃は「Yahoo!カテゴリ」への登録が一つの目標のようになっていた。
カテゴリ登録は、Yahoo!が人為的にチェックしてYahoo!カテゴリに登録となる仕組みであり、登録されればYahoo!カテゴリを参照するユーザのアクセスも見込めるが、Yahoo!から被リンクされる効果も大きかった。こうした人為的な被リンクでページランク3以上を目指すのがこの頃の一つの指標となっていた。
(2016年現在ではGoogleがディレクトリサービスに対して否定的になり有料被リンクに対してはペナルティを課すとしている等の対策をしたため廃れた。)

2010年頃

2chからのまとめブログが増えた。

mixiはSNSとしては廃れ始めていた。
SNS終焉に代わりTwitterが一般的になり始めた。
Facebookも取り沙汰されてはいるが、日本では実名・写真をネットで公開するのは一般的ではないため、匿名でも活動出来るTwitterが主流になっている。

スマホでネットを見るのも一般的になっていた。

眞鍋かをり等の成功で芸能人ブログが増えた。

はてなブログは2011年にベータが、2013年に正式サービスが開始される。ダイアリーのマニアックなイメージを払拭するように普通のブログシステムに近くなった。
堀江貴文の有料メールマガジン等でメルマガも収益化の手段として認知されている。

2016年現在

一般人にTwitterが浸透しTwitterかLINEどちらかまたは両方やっている人が多い。
Twitterはネットでの活動手段、アプリ同士の媒介手段として完全に定着。
サイト、ブログ、動画のページ、全てにTwitterのボタンが付いている。
SNSではLINEが一般的になっている。
リアルでの知り合いでスマホでLINEグループでやり取りをする。

最早ネットとリアルという区別はなくリアルの手段の延長上にネットがあるようになった。
mixiはモンスト等がヒットしアプリゲームの会社になった。

ブログは流行としては廃れた印象だがブログの数自体は増えており、お小遣い稼ぎ、在宅での金稼ぎの手段としてやる人が多い。
adsenseなどの広告掲載をしてスポンサー料でお金をもらう方向で考えることは普通になった。頑張れば月数万から10万くらいまで稼ぐことは現実的に可能になっている。
どのブログを見ても同じような体裁・タイトル・記事の書き方をしている。

検索上位を狙った書き方をすることが一般的。
スマホでブログを見ることも普通になる。ブログへのアクセスは7割以上がスマホになっている。
スマホでブログを書くのも普通。モブログとは最早呼ばなくなった。

芸能人ブログは依然として多い。

個人が趣味で作るホームページはほぼ絶滅。レンタルサーバにWordpress等のブログシステムを乗せるのも日本では少数派だが、本格的にサイト構築する人はレンタルサーバーの方に流れている印象がある。
はてなではブログCMSとしてはてなダイアリーとはてなブログの二つが使える。
ブログにコンテンツとして貼り付けられるものが増えた。(画像、動画、Twitter、リンクカード等。)

はてなブログに関しても、ダイアリーの反省があったのかSNSっぽくなっている。
以前のブログは普通にやっていてもトラックバックかコメントでしか読者と交流がなかった。
はてなブログでの交流手段は、ブログの読者、スター、それに従来からのコメントとはてなブックマークが用意されている。
読者は記事に対してスターを付けることが出来る。
書き手は読者からの反応が得られる。

読者、スター、ブクマは管理画面のお知らせに随時表示されるので直ぐに分かる。
更に、はてなブログで記事が言及された場合もお知らせに表示される。
読者、スター、ブクマははてなアカウントが必要になる。
このためはてなユーザー同士、はてなブログオーナー同士では他のブログシステムよりもシステム的に交流が盛んになるようになっている。

昔ははてなもこういうSNS的な仕掛けは全くなかったのだが、上場もして会社として利益を出していく必要もあり、本格的にユーザーの囲い込みが必要になったのもあるだろう。

まとめブログは氾濫し過ぎていて後発がやるのは全く意味がなくなっている。

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