レジでの支払い不要店舗アマゾン・ゴーが発表(日テレ動画あり)

先日IoTボタン「Amazon Dash Button」をリリースしたばかりのアマゾンですが、更に驚くべき店舗の仕組みを発表しています。
米アマゾンが5日、店舗での支払い不要のコンビニ「アマゾン・ゴー」を発表しました。


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アマゾン・ゴーの仕組み

まずこちらの動画をご覧ください。

レジで支払い不要!「アマゾン・ゴー」発表|日テレNEWS24

(日テレNEWS24)

動画を見る限り、以下のような仕組みと思われます。

まず、スマホを起動してQRコードのような画面を出しています。
コード画面を店舗出入り口に設置された自動改札機のような機械に読み取らせて入場します。
店での買い物はセンサーで品物が自動認識されています。
買い物をした後、店外に品物を持ち出した後に自動的にアカウントに請求されるという仕組みです。

店内にレジはないので店で会計をする必要はありません。

現在はアマゾン社員のみでテストを行っているが、来年初めに1号店をアメリカに出店する計画のようです。

筆者の見方

アマゾンになるかどうかは分かりませんが、日本のコンビニやドラッグストアでも確実に実装されるでしょう。
むしろアマゾンが日本に展開する前に実装したいはずです。
コンビニ各社が独自のスマホアプリなどを開発して、店舗入場時に読み取らせるという仕組みを使うと思います。

ゴー型店舗で問題点として考えられること
ただ、問題になりそうなのは入退場時のトラブルが考えられます。例えば

  • テイルゲート(入るときにカードが必要な部屋などで、他の人が入場するときに一緒に入る)の対策はどうするのか。
    →動画を見た所恐らく問題なし。
  • 認証せずダッシュで入る人への対策。
    →動画を見た所恐らく問題なし。
  • 認証したと思ったのに認証されておらず店舗に入って店外に品物を持ち出した人への対策。(認証されたと思っていたといって万引き逃れをしようとする人もいるかも。)
  • 入り口で出たり入ったりを繰り返して入ったように見せかける人への対策。
    →動画を見た所恐らく問題なし。
  • 自動認識を掻い潜り品物を持ち出す人への対策。
  • 18歳未満が酒やタバコを購入することの防止対策。
  • スマホの電波が入らない場所への店舗の展開。
  • スマホを持っていない人はそもそも利用出来ない仕組みなので、従来店舗とスマホ必要店舗をどのように使い分けするのか、或いは全店舗をスマホ必須にするのか。
  • 従来店舗+ゴー型店舗の場合、従来買い物客と入り口で認識が必要な買い物客を、入り口でどのように扱うのか。
  • コンビニで行っている既存業務の扱いはどうするか。コンビには物を売っているだけではなく色んなサービスを提供している。例えば宅配便の受け取り、公共料金の支払い、行政サービス(証明書の取得など)、バスや航空券やチケットの購入や予約、お歳暮などギフトの注文。これらのサービスをゴー型店舗ではどのように扱うのか。

単純に考えただけでも、レジなしということの問題と、スマホを使うことの問題の二つが大きく考えられると思います。
さすがに、ATMなどセキュリティの問題があるので無人店舗にすることはないと思いますが、日本で出店するには色々な部分をクリアしなければいけないのかなと思います。

むしろ、日本ではレジ無し店舗にするのでなく、従来型に加え一部店舗ではゴー型の買い物も出来るような「スマホ会計可能店舗」のような形で仕組みを考案するのではないでしょうか。
オリジナルのゴー型店舗だと余りにも既存のコンビニと乖離しているので、日本では受け入れられそうにありません。

後は、これが実装されると確実にコンビニの従業員が今ほど必要なくなるので、バイトやパートとして定番の稼ぎ場所が減ってしまうのかなと。いわゆるあと10年でいらなくなる職業、消える職業という奴ですね。

代わって、コンビニのIT化によりスマホアプリの開発や入札機のメンテナンスなどに開発者や要員の需要が増えてくるのかなと。

既存業務の人が減り、IT分野に人が流入して増えると起こるのは、ITのプロダクトや成果物の品質の低下の懸念です。
これは今既に実際に起きています。

日本のコンビニも近い将来IT化が進み、アマゾンが日本に進出してくるのか、日本企業がその前に手を打つのか。
今後も興味深いニュースです。

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