ブログの戦略塾[第3回]ブログを書くメリットとデメリットについて考える

SPONSORED LINK

ブログの戦略塾と題してブログ運営の戦略を考えていくこのシリーズですが、今回はこれまでと少し趣向を変え、ブログを書くメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。

ブログの戦略塾シリーズ

  1. ブログの戦略塾[第1回]検索結果1ページ目を取っていく戦略を考える
  2. ブログの戦略塾[第2回]レビュー記事のパターンや傾向について考える
  3. ブログの戦略塾[第3回]ブログを書くメリットとデメリットについて考える
  4. ブログの戦略塾[第4回]「はてなブログ」「Wordpress」SSL化対応・301リダイレクト 始める前に知っておきたいブログサービスのメリット・デメリット(2017年版)

SPONSORED LINK

ブログを書くことのメリット

お小遣いが稼げる

このブログでは毎月一定の収益を得ています。収益はAdsense広告、Amazonアソシエイト広告、その他ASPの広告です。
筆者ははてなブログPro(2017年2月以降はWordpressで運営)という有料プランでブログを運営しています。
ここでははてなブログの話になりますが、はてなブログを無料ブログで開始するとお金はかかりませんが、長期間運営のリスクがあり、収益化も非常に難しいのが現状です。

まず広告ですが、無料のはてなブログでは記事下にAdsense広告が入り、外せません。
このスペースで広告枠を一つ使われてしまうので、自分で広告を貼るスペースが少なくなります。Adsenseは同一記事の表示で広告を三つしか表示できませんがPC版だと残り二つになります。
また、無料ではスマートフォンでの広告は一切貼れません。スマートフォンは全体アクセスの約6-7割を占めているため、広告収益としての6-7割を丸々得られないということになります。
そもそも、スマートフォン用のヘッダの編集が無料版では出来ないため、無駄な表示が多く大きくユーザーの閲覧を阻害することになります。

無料版だと長期間運営のリスクもあります。はてなにアカウントをBANされたり、はてながブログをやめたりといった場合に、無料ブログだとログをインポートしてどこか別のブログシステムで続けるとしても、URLがこれまでと変わってしまうため、折角書いた記事のインデックスも損なわれ、大きくアクセスが減る要因になります。
リスクを避けるには独自ドメイン化して、はてなの運営に関係なくずっと同じURLで続けることですが、独自ドメインははてなブログProでないと使えません。
よって、収益化を考える人、長期間運営が前提で、リスクを避けたい人は通常有料プランのはてなブログProを使います。

はてなブログProの料金ですが年間割引を使うとこのようになり、2年コースが最も得になっています。
但し2年続ける前にブログを辞めると出費としては少なくない額なので続けるべきでしょう。

はてなブログPro使用料金

  • 1ヶ月コース:月1008円
  • 1年コース:8434円(月換算703円)
  • 2年コース:14400円(月換算600円)

筆者は3月に2年コースを申し込んだため、14400円をカード支払いしています。はてなブログProの有効期間は2018年3月21日まで有効となっています。
最低でも2018年までは続けないと損になってしまいますね。

このほか、独自ドメインの場合、ドメイン使用料金もかかります。
筆者はムームードメインというドメイン代行業者を使っています。
ドメインの取得に3067円。更新料金は、1年で648円です。

はてなブログPro2年コースとドメイン使用料金を合算して、月額1248円かかっている計算になりますが、Proになると無料版で使えなかった機能が全て開放されるので、広告収入などを中心に、十分に黒字化が見込めます。
(ブログの運営は個人差があるので必ず黒字になるというわけではありません。)

自分の記事がWEBの一部を作っているという実感を得られる

このブログでは検索結果1ページ目上位を得ている記事が幾つかありますが、何かのキーワードを検索して自分の書いた記事がトップに載っているのを見るのは本当に気分が良いものです。

また、検索上位に記事を持ってきてもらうことで、改めていい加減な事は書けない、という気持ちにもなります。
検索上位に記事を持ってくるのは、最初は容易ではありませんが、ブログを続けてコツを掴むと、書き手の視点や文章力次第ですが、必ず上位を取れるチャンスがあると思います。

人と交流出来る

はてなブログの読者になったり、他の人のブログを引用することで通知され、交流のきっかけになります。
コメントを互いにしたり、スターやブクマなどを付けたり付けられたりすれば、毎日更新するモチベーションにもなるでしょう。
特にブログを始めたばかりの人には、同期に始めた人との交流や、スターをいつも付け合うブログの横のつながりが、続ける上で大きなモチベーションになるのは間違いありません。

稀にですが、Wordpressで運営しているが交流が全くないため交流の機会を求めてはてなブログに移行した、という人もいらっしゃいます。
はてなブログでは交流をしながらアクセスアップをするようなシステムになっているため、ブログ立ち上げ直ぐにアクセスに勢いを付けたいという人もはてなブログを利用する要因の一つになっています。

逆に、「交流していかないといけないのは面倒だ」という見方もあるかもしれませんが、そんなことはありません。筆者ははてなブログでは全くといっていいほどブログオーナー同士の横の交流をしていないので、これは人に拠ると言えます。
確かにはてなブログにはホームページ時代のような交流の雰囲気も残っていますが、交流をしなくてもブログの運営、PVやアクセスを集めることは十分に可能です。

また、WordPressなど、自分でサーバーを借りて運用するブログのシステムでは、そもそもこうした交流の仕組みは提供されないため、自分でネット上の人脈を作っていく必要があります。

世の中の動きへの感度が上がる

ブログで記事を書き始めると、やがてもう書くことがないという状態になり、そこから世の中の色々なニュースやメディア、ブログ記事、書籍、映画、ツイッターで流行っている事といった部分に目が行き始めます。

また、ある事を話題にするために、表面的にニュースだけ見ても人に伝えられるほどの知見は得られないため、自分である程度報道されている裏側も調べて記事にしていく必要があります。

ブログを書くことのメリットはニュースや世の中について感度が高くなり、調べる癖が付くこともあります。
そして、調べたことを記事にして読者に伝える事がいかに難しいことであるかを知ることが出来ます。

試行錯誤の楽しさ

はてなブログは比較的カスタマイズ出来る項目は少ないですが、それでもWEBやスマホのデザインをどうするか、サイドバーに何を置くか、CSSで格好いいデザインはないかとカスタマイズし始めるとやめられなくなる面白さがあります。

何といっても、ネット上に自分の城が出来るわけなので、自分で自分のブログにアクセスして上手く表示されたときには言葉で言えないほどの感動があります。

ブログCMSに詳しくなる

WordPressでブログやサイトを運営するとURL構造やドメインなどWEBを構成していることにどうしても知識が必要なので間違いなく詳しくなります。
また、Wordpress自体にも試行錯誤する経験から知見が得られます。
人によってはその知識を生かしてWordpressのサイト構築などのソーシャルワークの仕事の機会が得られるかもしれません。

ブログを書くことのデメリット

お金が若干かかる

メリットで挙げた事の裏返しですが、収益化を見込む場合、はてなブログProやドメイン使用料金などに少しお金がかかります。
WordPressの場合もレンタルサーバーやドメイン使用料金にお金がかかります。

炎上リスクがある

現代のWEBでは非常に拡散力がある反面、ちょっとした事でも何かのきっかけで炎上しやすい状態です。

WEB上の記事で他の人と揉めて喧嘩になる、見て不快な記事を掲載してしまいTwitterやコメントで批判や非難され、炎上ブログとして晒される、記事や画像が著作権に触れているのではないか、と問題視されるなど、炎上のきっかけは幾らでもあります。

一旦ブログが炎上すると、心理的にかなりのストレスになり場合によっては閉鎖に追い込まれてしまうかもしれません。

知る必要のないWEBの裏側や嫌な部分について詳しくなってしまう

例えばはてなブログではブックマークを相互に付け合う「互助会」のようなものがあると言われており、ブログを持っている者が互いにはてなブックマークを付け合うことでバズ(ソーシャルブックマークやツイッターなどで短期間に拡散して大きな注目を集めること)を意図的に起こそうとする行為があります。

これまで楽しくはてなブログを見ていた人も、自分で実際始めてみると、こうしたアクセスを稼ごうとする行為がその裏側で同じブログを書いている人たちの中で(行為をしている人がごく一部だとしても)行われていることを知って、嫌になるかもしれません。

これまで気軽に付けていたブックマークも、自分がブログを始める側になると一転、その重さに躊躇してしまうかもしれません。
筆者はブログを本格的に着手してブックマークを付けることの影響力や怖さが分かり、これまでのように気軽に付けることが出来なくなりました。

以前はセルフブックマーク(自分のブログやサイトにブックマークを付けてバズのきっかけにすること。セルクマとも。)も実験的に行っていましたが、今は行っていません。
このように記事を見る側と、記事を作って見てもらう側では、全く見方が変わってきます。

PV、アクセス数至上主義になりやすい

ブログを始めるとPVやアクセスが気になり始め、最初は特に中々増えないため、誰にも見られていないんじゃないか、ということで、モチベーションがダウンしがちです。

PVが増えるようになってくると、今度は月間PV10万を目指そう、20万を目指そうというようにPVを次の目標にしがちです。
アクセス至上主義になってくると、アクセス数を稼ぐためだけの記事や方策を考えるようになりがちです。

また、他のブログを見る時も、「このブログは人気ブログだから月間30万PVくらいか」といったことや「この人はいつもブックマークが付いていて人気があるなあ。PV幾つくらいだろう」という目で見てしまいがちになり、これまでと同じようには見られなくなるといったことがあります。

日々の更新やメンテナンスの苦しさ、煩わしさ

誰に強制されるものでもないのに、ブログは出来るだけ毎日更新しないといけない、というような風潮があります。確かに更新が多いと記事が増えて検索結果に載りやすくなるので、毎日記事を増産していけば確実にPVが増えます。

ただ、多くの人は日常的に文章をアウトプットすること、しかも他人に見られる文章をアウトプットすることに慣れていないので、じきに書くことがないという状態になることが多いようです。
書くことがなくなると、更新が億劫になり、やがて更新が停止したブログになります。

また、開始して暫くはブックマークが付くこともなく、スターやコメントがなく、アクセス数も一日10以下という状態が続くと、誰にも見られていないのではないか、何のために書いているのか、といった気分になり、辞めてしまう人も多いと思います。
こうした状態を乗り越えていけばある程度検索インデックスからも流入が始まってきますが、それを乗り越えられるかどうかという最初の壁があります。

ある調査ではブログへの登録したことがある人は27%で、実際に続けている人は13%という調査結果もあります。14%の人が全く記事を書かず、或いは記事を書いていたが途中で辞めたことになります。

メンテナンスについてははてなブログではさほど必要ありませんが、レンタルサーバーでWordpressで行う場合は、セキュリティについても全て自分の責任になるため、テーマやプラグインのアップデート、スパム対策といった面にも気を使って普段からメンテナンスや情報収集にも気を配る必要があります。

記事の作成などに時間がかかる

二日に1回更新など、ある程度の頻度、記事を書くとすると、その分時間がかかります。筆者は月大体10回から15回程度記事を作成していますが、月に50時間程度かかっていると思います。
順調に行った場合、記事を思いついて下書きに1時間、校正をして清書を1時間して投稿。
その後PCのブラウザでの確認と、スマートフォンでの確認に数分。表示がおかしかったり、文字の誤記などがあれば修正するので更に10分から20分。
1記事に2時間以上かけていることになります。また、移動中や休憩時間などにもブログアプリにネタ帳というか「下書きの下書き」のようなメモを書いていきます。
他にもCSSの改良などデザインを整えたりGoogleAnalyticsやサーチコンソールを確認する時間を入れると月に50時間は優にかかっており、これでも短い方だと思います。

約500記事を書いてきた筆者の場合

筆者はどうかというと、文章のアウトプットが習慣化されているので、ブログで文章を書くこと自体は苦ではありません。

しかし、最近は当たり障りのない、マイルドな語り口で、読んでいる多くの人にご迷惑をお掛けせず、読んで役にたつ内容を、と考えているので、以前よりもしんどいなあと思います。
企業のメディアに限らず、一個人運営のブログに対しても、非常に見る目が厳しくなっていると思います。

以前は何も考えずにただ自分の書きたいという欲求のためだけに書いていました。
例えば、以前は収益化も何もないちらしの裏レベルの文章を載せているブログで、一人称も「俺」で書いていたのですが、ある記事へのコメントで
「俺というのは読んでいて大変不快です。」
と指摘され、一人称を「筆者」や「自分」というように記事の言葉を改めています。
こうしたことがブログでは普通にあり、対処していかないといけません。

「自分の書きたいことを書きたいように書く」

から、

「役に立つ内容を読者に提供し、検索上位に記事を持ってきて頂き、多くの読者に読んで頂くことで対価(収益)を頂く」

ということにブログの方向性と自分の意識が変わってきます。
ブログを始めて一番変わったのはそこだと思います。

後は、ブログをやっていて妙な言葉ですがネットは怖いなあという思いが強くなっています。
ネットにつなげること自体は本当に簡単になっているからこそ、慎重にネットと付き合い、ネットの向こう側に現実に人がいるということを考えて慎重に行動しなければなりません。

本稿の終わりに

ブログをやるかどうか迷っている人には、楽しいからやってみなよ、と素直に薦めることはしません。金銭的・時間的な都合、仕事が終わり家に帰っても情報を調べたり記事を書くなど面倒な作業をこなし、ブログ運営に関わる様々なストレスもあり数多くの事をクリアしていかなければいけません。

しかし、やっていて確実に面白いのは検索結果に自分の記事が掲載され、1ページ目に来て、遂には上位を取るまでに成長したときです。
検索した人に自分の記事を読んでもらえる。WEBの一部を自分の記事が作っている。
これはブログをやってみないと絶対に分からない感動です。
ブログで書いた記事を多くの人に読んで頂く感動を味わいたいと思う人は、ぜひ始めて下さい。
どのブログサービスを使えば良いかは、こちらの記事を参考に考えてみて下さい。

ブログの戦略塾[第4回]「はてなブログ」「Wordpress」SSL化対応・301リダイレクト ...
元々このシリーズ「ブログの戦略塾」では、検索結果上位を取るための戦略を考えていくことを目的に、自分の知っているノウハウをシェアし、またそれを元に自分自身も考...
SPONSORED LINK

この記事をシェアする