【リアル書店は消えるのか】書籍購入についてAmazonヘビーユーザー視点から考える

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「リアル書店は消えるのか、模索する現場の本音」を読みました。
リアル書店はこのまま消えていくのか。Amazonヘビーユーザー視点からこの問題を考えます。

リアル書店は消えるのか、模索する現場の本音 - Yahoo!ニュース
インターネット通販と電子書籍の普及から、経営に行き詰まった多くの書店が街から姿を消している。 書店はこのまま消えていく運命にあるのか?

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Amazonで探す場合とリアルで探す場合の工程の差

筆者はAmazonをよく使っており、ここ5年で244件、確認出来ただけで340件の購入履歴がありました。
数100円の100均文具から数万、10万近くの高級品の購入もしたことがあります。
一度に何点も購入するため、商品数で言うとこの数倍になります。
割とよく使っているということでヘビーユーザーといっていいと思います。

Amazonとリアル書店で買う場合の工程を色付けしてみました。
工程が重そうなところは赤、中間は緑、軽そうなところは青にしています。
また、Amazonでも書籍購入から宅配とKindle購入でダウンロードに分けています。

工程 Amazon(書籍購入) Amazon(Kindle購入) リアル書店
1 Amazonサイトへ Amazonサイトへ 移動
2 検索 検索 書店入店
3 書籍表示、クリック 書籍表示、クリック 本棚で探す
4 なか見!検索 無料サンプル送信 立ち読み許可の場合立ち読み
5 書籍購入 書籍購入 会計
6 購入手続き 購入手続き なければ注文
7 書籍到着 ダウンロード  

リアル書店だと読み始めるまでに物理的な制約があり、移動に大きく時間を取られます。また本の置いてある本棚に行ってあるかどうか探す、なければ検索機械を使うか店員に問い合わせるなど、これらも心理的にはかなり面倒な作業です。

更に、上には書いていませんが、車やバイクなどで移動していれば駐車場所を探すという工程も必要になります。筆者はよくバイクで移動していますが、バイクは駐車スペースが街中に少ないので非常に面倒です。そして本を買うにも、置いてある場所の棚を見つけて移動、運よく棚に見つかればいいものの、ない場合は店員に確認するか自分で一旦、検索機械で探しシートをレジに持っていく。

会計に辿りつくまで工程が多く、「Amazonアクセスから検索して表示」に置き換えると心理的にかなり面倒です。

AmazonとKindleのメリット

Kindleだと読んで気になった箇所をハイライトを付けられるので、本をきれいに使うことが出来るのもいい点です。
筆者は読書中にハイライトやドッグイア(端を折って目印にする)をよくやりますが、後で読み返すときにはぼろぼろになっています。
ページを手で押さえるのが面倒なので、ブックストッパーで固定しておく事もやっていましたが、新刊で買っても本に跡が付いて気になっていました。
デジタルだと本の劣化がないのでこうした事は気にしなくていいです。
Kindleで唯一気になるのはページ数でなく位置Noという形で表示されることです。この本何ページくらいあるんだろう、ということがよく分からないです。もしかしたら表示する方法があるのかもしれませんが。

『集約していきたい』からKindleを使うということ

筆者は今年2016年に31冊の書籍、漫画、雑誌を買っていますが、全てKindleで購入したものです。リアル書店で購入したものは一冊もありません。
筆者もAmazonで買う前は学生の頃まではリアル書店(紀伊国屋、丸善、ジュンク堂、三省堂、ブックオフなど)を利用していました。
しかしAmazonで買い始めてからは『リアルな書店』で買うということはほとんどなくなりました。
偶発的にリアル書店で手に取った本を買うということは稀にありますが現状で言うと、まず99%はリアルな書店で買うことはないと思います。

売られている本で面白そうなものがあったら、後でAmazonで探します。
リアル書籍を買わず、Kindleに出来るだけ書籍や漫画を集約していきたいと思っているためです。
リアル書籍を買い続けると置く場所がなくなっていき、最後は捨てることになります。
引越しの時にHUNTER×HUNTER、GANTZ、カイジ、金と銀など集めていたかなりの漫画や書籍を捨てました。捨てた漫画はKindleで売られていることが分かっているので、一旦捨てても後でKindleで買ってKindleに集約していこうと思っていたためです。

Amazonで探してもまずないだろうと思う希少なタイトルをその場で買ったり、買った後にカフェなどで少し読んでから帰ろうという場合は、リアル書籍を買う可能性はあります。

セグメントによってはリアル書店の活路も

ただ、リアル書店については、例えば移動が多い人などには変わらない需要があると思います。
サッカー日本代表の長谷部選手は、空港でまとめて本を購入して読んでいると言っています。

ちなみに、ドイツではデュッセルドルフやハンブルクに行かないと、日本語の本は手に入らない。だから、いつも渡欧前の日本の空港でまとめ買いをする。機内持ち込みのスーツケースの半分くらいを本が占めてしまうこともある。

引用元:長谷部誠「心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣」

心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣
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長谷部選手は元々読書を習慣にしていたわけではなかったのですが、プロになってから移動が多いので時間を活用するために読書をするようになったようです。
他にも、移動中に読むため駅の書店やキヨスクなどで本を買って読むというセグメントのある人にもまだまだリアル書店は需要があると思います。

工程の多さをどこまで払拭出来るか

問題はリアル書店の工程の多さ、有り体にいえば面倒くささをどこまで他の部分、付加価値やサービスで払拭出来るかになってくると思います。
来店ポイントのように書店に来てもらった上で何かしらの付加サービスを提供するのがいいと思います。
リアル書店の場合、とにかく来店してもらわないと話にならないので、こういう方向性から攻めるのは重要だと思います。
VR技術がゲームだけでなく実店舗で運用出来るほど成熟すれば、現実に店に行かなくても家に居ながらにして書籍や商品を見られるので、VR型書店を積極的に使う書店が現れるかもしれません。
こうなると実店舗にわざわざ行く必要はなくなり家で買い物をする人も増えるかもしれませんが。

後は現実的なのは複合店舗になるでしょうか。既に現実にも多いと思いますが、一階を書籍(ビジネス、雑誌)と喫茶店の複合、二回を書籍(漫画)、三階を家電、四階をゲーム機というように階によって分け、多目的店舗にすることで、書籍は普段Amazonで買う人に対しても、「家電を買いに来た人をついでに書籍コーナーに立ち寄らせる」といったように多数の客足を取り込む導線を作ることです。しかしテナント料がかかることやかなり大きな建物が必要なので、出来る書店は限られるかもしれません。

ネットコンテンツの潮流に乗った独自サービスを

日本でもSpotifyやAmazonプライムミュージックなどが始まったこともありコンテンツをサブスクリプションサービスで提供しユーザー囲い込みを争う段階に入ってきていると思います。
出版業界と書店が協力して電子書籍の拡充や読み放題など今のネットコンテンツの潮流に乗る形で業態を変えて行く必要に迫られています。書籍に関してもAmazonのサブスクリプションサービスKindle Unlimitedが始まったので、Amazonや他会社が読み放題サービスを確立してしまわない内に手を打たないとリアル書店は今後も非常に厳しいでしょう。

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