【青色申告】確定申告初心者が買って役に立った青色申告の本を紹介『ダンゼン得する 知りたいことがパッとわかる 青色申告と経費・仕訳・節税がよくわかる本』

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確定申告の時期が近付いています。
一月には税務署から申告書類一式が郵送されてくるので、それから手を付けていては間に合いません。

会社員の方は大半の人には関係ありませんが、個人事業主の場合は白色申告または青色申告で税務署へ確定申告が必要です。
筆者はエンジニアをやっている個人事業主なので、申告の準備作業を今のうちにやっておく必要があります。
このブログはゲームの記事が主体ですが、最近はゲームをする時間がないため記事を作成することも出来ていません。

筆者の状況と確定申告に苦労している理由

筆者はこれまで数年間は、SE営業をしてもらっている会社に簡単な出納帳のエクセルファイルを作って送り、後は彼らの会計課によってほとんど提出までお願いしていました。
「個人事業って皆なちゃんと確定申告書類作ってるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、こういう適当な個人事業主もいるということです。(他の人はちゃんとやっていると思いますが。)

毎年1月末になると平日でも二日くらい休んで慌ててエクセルファイルを作り、営業会社に赴き担当者の指示を聞きながら申告書Bや決算書に記入する。
これが毎年のお決まりでしたが、これではいけないと思い、今年から確定申告の入力から税務署への提出まで全て自分で行うこととしました。
なぜやろうと思ったかについては、これまで税務署に提出した申告書Bなどの資料が豊富にあるため、「結局アウトプットが同じになるのであれば同じように入力すれば出来るだろう」と思ったことがあります。

早速取り掛かりましたが、筆者が現在使っている会計ソフトは、営業会社に指定されたマイナーな会計ソフトです。諸事情でソフト名は出せませんが、このソフトを使った仕訳方法の情報はネットにはほとんどありません。
そのためかなり苦労しています。
今年はとりあえず、他のソフトに変える時間もないので、何とかネットや本で得た知識で乗り切り、来年から『やよいの青色申告』に変えようと思っています。

ネットの情報だけでなく、書籍についても、青色申告の本はほとんど『やよいの青色申告』の本ばかりです。
それ以外はfreeeやMFクラウドといったクラウドソフトが続いていますがそれだけ『やよい』一強なのでしょう。
今から青色申告のために会計ソフトを探そうという人には『やよいの青色申告』一択だと言っていいと思います。

筆者の簿記・会計知識は大学で受けた財務会計初級のレベルで止まっているので、一応貸借対照表や損益計算書などの書き方は学んだものの、詳細は全く覚えておらず。
会計ソフトへの入力をしようと思っても借方や貸方、事業主借や事業主貸など用語から意味不明で、そこから知識のベースを築くため、再勉強をする本が必要でした。

リアルの本は分厚く面倒なので、Kindleで読める本を探しましたが、青色申告の本自体がかなり少ないです。
その中でも、目に付いたKindleの2冊を買った所、良書だったため紹介します。

ダンゼン得する 知りたいことがパッとわかる 青色申告と経費・仕訳・節税がよくわかる本

タイトルは長いですがかなり良書です。構成は以下となっています。

  • 1章 年間スケジュールの説明と会計ソフト(やよいの青色申告)の導入方法の解説
  • 2章~5章 記帳や仕訳の方法についての解説
  • 6章~7章 決算整理
  • 8章 申告書の提出と納税のしかた
  • 巻末 アペンディクス

この本『ダンゼン得する~』では、会計ソフト『やよいの青色申告』の入力を例にしていますが、発生した売り上げや費用別に借方と貸方に何を入力するかが細かく記してあり、かなり使えます。
筆者のような会計知識に乏しい個人事業者が詰まるのはこの取引をどういう勘定科目で付ければいいのかとか、適用に何と記入するかなど、そういう話が大半です。
一例としてはこのようなものです。

  • 事業用口座からプライベート口座に振り替えた場合
  • プライベート口座から事業用口座に振り替えた場合
  • 銀行の利息収入が付いた場合
  • 事業用口座から現金を引き出した場合
  • 事業用口座からカードで事業に関する買い物をした場合
  • 事業用口座からカードでプライベートの買い物をした場合
  • 作業を外注依頼して報酬を支払った場合
  • アドセンスやアソシエイトなどのアフィリエイト広告収入があった場合

こういったソフトに入力するパターンの事例がとにかく沢山欲しいわけです。

今使っている営業会社指定のマイナー会計ソフトのヘルプにはまともな情報が書かれておらず、営業会社の会計課が作ったマニュアルもお粗末でほとんどの仕訳のパターンが分かりません。
更に、会社独自調整を施しているため例えば補助科目を使いたいといった場合でも会社独自機能の制限から使えないなど逆に普通のソフトよりもハードルが高くなっています。
また、なぜソフトのヘルプに必要な情報が書いていないかというと、ヘルプのサポート料金を取っているためです。
わざとソフトの使用を分かりにくくしておいて、サポート料金を取るというソフト会社の常套手段です。

『ダンゼン得する~』には仕訳のパターンが丁寧に掲載されていて、借方に何が来て貸方に何が来るかということが一目で分かります。
振り込み手数料が発生した場合は手数料を引いた金額をそのまま売り上げ金額にせず、手数料もきっちり書くこと、といった「こういう書き方は駄目」という部分まできちんと掲載されていてとても助かりました。
付随する請求書や領収書の例も載せられていて具体的なイメージをし易くなっています。

『ダンゼン得する~』では、『やよいの青色申告』を導入する所から話が始まりますが、導入後にやることが順を追って記されているので、右も左も分からず0から始めるんだけど、という人でも買って問題なく進められると思います。
ただ、この点は後に述べますが『個人事業主・フリーランスのための青色申告』の方が画面掲載も多く詳しいと思います。

本のレイアウト的には、下のように借方と貸方に金額や摘要が入る行の形で記されていて、この下に説明ややよいの操作がTipsとして載せられる感じです。
やよいでの入力方法は補助的に記されていますが、元々やよいがこのような入力方法なので、問題なくイメージ出来ると思います。
やよいの画面も必要な箇所は掲載されており、やたらページ数だけが多いということはなくスッキリとしています。
そのため他のソフトを使っていたとしても、リファレンスとしても役に立つ本だと思います。

『ダンゼン得する~』の問題点は、アドセンス(GoogleAdsense)やAmazonアソシエイトなどアフィリエイト、広告料金の売り上げについての記載例がほとんど書かれていない点です。
フリーランスでブログやネットコンテンツを運営していて、何らかの広告収入がある人はかなりいると思いますが、それらの記載がほとんどないのは今後の課題だと思います。
筆者が実際にアフィリエイト収入をどう入力しているかは、こちらで書かれていた記事を参考にしています。
デザイナー兼ブロガーのための青色申告

【アドセンス記帳参考記事】
【アフィリエイト】google アドセンスの収益を記帳する – bluescope | デザイナー兼ブロガーのための青色申告

  • 入金月の1日に前月分の収益が確定(売掛金)
  • 入金月の振り込まれた日(22日)に普通預金に収益が入金

【アソシエイト記帳参考記事】
【アフィリエイト】Amazonアソシエイトの紹介料を記帳する – bluescope | デザイナー兼ブロガーのための青色申告

  • (どのタイミングかは不明)前々月の紹介料が確定(売掛金)
  • 入金月の振り込まれた日(月末)に普通預金に紹介料が入金

アソシエイトの場合もアドセンスとほとんど同じですが、違うのは紹介料が翌々月に振り込まれます。(1月に確定した場合は3月に振り込まれる。)
なので11月や12月の時期に売り上げ確定した場合は注意する必要があります。
アソシエイトでは実際に報酬が何日に確定したかは分からないので、入金月の1日に確定したことにして記帳します。
また、アソシエイトでは面倒なことに振り込み手数料が引かれているので、引かれた手数料についても記帳しないといけません。(アドセンスは手数料を引かれることはありません。)
実際には紹介料が10000円あったとすると、

  • 10000円が紹介料確定した
  • 9700円が口座に入金された
  • 300円が手数料でかかった
  • 9700円+300円=10000円

という形で金額を合わせます。
手数料を引かれることを避けるために、報酬をAmazonギフト券で受け取る方もいるようです。

個人事業主・フリーランスのための青色申告

『個人事業主・フリーランスのための青色申告』も『やよいの青色申告』対応です。
このように青色申告の書籍は『やよいの青色申告』で入力する本が大半です。
この本は、毎年シリーズで出ていて、去年の平成28年確定申告対応版でそこそこ良レビュー評価が付いていたためKindle版で購入しました。
今年は平成29年確定申告対応版なので上記リンクの平成29年度版を買いました。

『個人事業主・フリーランスのための青色申告』については、平成28年度の税改正で変更があった点の一覧、マイナンバーによる本人確認、マイナンバーに伴う書類の様式変更など、マイナンバー関連の話題、また確定申告書Bや決算書など実際に提出する書類がビジュアル的に大きく見やすく掲載されている点が特徴です。

この本については実際の仕訳パターンはさほどなく、確定申告の基礎知識と周辺知識、直近の話題、提出書類を実際にどのように書いているかのビジュアル的な掲載などが利点だと思います。
また、やよいの青色申告の画面についても沢山載っています。やよいを使う際は実質的なマニュアルといっていいと思います。
『ダンゼン得する~』と共にセットで見たい本です。

『やよいの青色申告17』ソフトについて

『やよいの青色申告』はこちらのソフトです。
『やよいの青色申告』に関してはソフトを使った仕訳の情報が大量にネット上にあるので、確定申告初心者にも心強い状況です。
来年にかけての目標は、上で紹介した2冊で来年3月の確定申告を乗り切り、早く『やよいの青色申告』の運用に切り替えていきたいところです。

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