ブログの戦略塾[第4回]「はてなブログ」「WordPress」SSL化対応・301リダイレクト 始める前に知っておきたいブログサービスのメリット・デメリット(2017年版)

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元々このシリーズ「ブログの戦略塾」では、検索結果上位を取るための戦略を考えていくことを目的に、自分の知っているノウハウをシェアし、またそれを元に自分自身も考えていくことを目的としていた。
このシリーズがスタートしたときは「はてなブログPro」を使っていたため、エントリーの内容もはてなブログで運営することを前提として構成していた。
しかし、実際にはその後、このサイトははてなブログからWordpressへ移行している。
そのため、過去の記事内容と少し齟齬が生じている部分がある。

「ブログの戦略塾」シリーズを見てはてなブログでブログを始めよう!と思った人が、実際にはてなブログには向いていない人もいるかもしれない。
はてなブログで始めたのはいいけどやっぱりWordpressで始めればよかった、そう思う人も出てくるかもしれない。
そういう人向けにも新たにエントリーを書いていくべきだと思い、今回の内容としてみた。
(記述内容は全て2017年7月時点のものです。)

ブログの戦略塾シリーズ

  1. ブログの戦略塾[第1回]検索結果1ページ目を取っていく戦略を考える
  2. ブログの戦略塾[第2回]レビュー記事のパターンや傾向について考える
  3. ブログの戦略塾[第3回]ブログを書くメリットとデメリットについて考える
  4. ブログの戦略塾[第4回]「はてなブログ」「Wordpress」SSL化対応・301リダイレクト 始める前に知っておきたいブログサービスのメリット・デメリット(2017年版)

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はてなブログのメリットとデメリット

自分の場合、はてなダイアリー、FC2ブログやはてなブログ、そしてこのサイトではWordpressとブログのシステムを幾つか変遷してきたため、使ってきたブログシステムについては、使用感やメリット・デメリットについてある程度把握している。
はてなブログを使うメリットとしては過去の「ブログの戦略塾」シリーズにも記しているが以下のようなものがある。

はてなブログを使うメリット

  • 無料ブログのため料金が不要。(有料プランのProは有料)
  • 会員登録してURLにアクセス、IDとパスワードでログインするというステップで始められる。
  • レンタルサーバーを借りたりWordpressやDBのインストール、メンテナンス作業等が不要。
  • 自分でセキュリティについて対応しなくてもはてな側で全て対応される。
  • スマホサイトが特別な作業なく最初から表示される。
  • スマホアプリから管理や更新が簡単に行える。
  • ヘッダーやCSSへの編集もある程度可能。
  • 独自ドメインでの運営が可能。(はてなブログPro時)
  • 自分が使っていた時の所感になるが、接続が安定しており、管理画面が突然切断されるといったこともない。スマホアプリからの接続も安定していた。
  • 記事を書いている途中にブラウザを終了しても、自動で記事内容をバックアップしている。
  • ドメインや被リンクの仕組みが強力なため検索に強いと言われている。実際に検索結果上位に表示されやすい。
  • 簡易的なSNSのような仕組みがあり交流の促進や更新のモチベーション維持がしやすい。
  • ブックマーク等はてな内部の様々な仕組みでアクセスが増加されやすくなっている。
  • 本格的にサイト運営や広告掲載したい人のために有料プラン(Pro)も用意されている。
  • Googleフォトやインスタグラム貼り付けなどブログの機能拡張用のウィジェット(パーツ)もはてな側で用意している。
  • WordPressの機能にあるような「固定ページ」「投稿記事リビジョン」「パンくずリスト」「関連記事表示」等もこれまではなかったが、直近のリリースで対応してきている。
  • WEB上のカスタマイズ情報が豊富。
  • 運営会社である株式会社はてなはブログサービスやブックマークサービス等のWEBサービス(はてな内部での呼称は「コンテンツプラットフォームサービス」)が主力製品であり、2016年にマザーズ市場上場もしていることから、サービスの運営会社として一定の信頼が出来る。テクノロジー企業としては、監視サービス『Mackerel』の開発、任天堂のネットワークサービス『Miiverse』、KADOKAWAとの共同開発の『カクヨム』等の受託案件も手掛けている。

一方でデメリットとしては以下のようなものがある。

はてなブログのデメリット

  • テーマのデザイン性や機能性が低くカスタマイズの自由度が低い。
  • 無料プランでは、広告が多数挿入され独自ドメインも使えず非常に使い辛いため使い勝手を良くする為には有料プラン(Pro)が必要。
  • 無料プランでは、はてなID.hatenablog.comなどのサブドメインURLとなるため、検索エンジン結果の上位に表示されるのはドメインの中のごく一部のブログだけとなる。
  • サーバー自体を速くする手段がない。
  • マイナス検索(キーワード除外検索)を行いはてなブログドメインを除外した場合、独自ドメインでもはてなブログとして扱われ検索結果から除外される。
  • 2017年7月時点でSSL化に対応していない。今後の対応時期等が不透明。
  • はてなIDとブログがセットで扱われる仕様のためはてなIDでブログ運営する必要がある。はてなIDははてなのサービス全般に関わる。そのためブログに関係のない部分での言動がブログを運営している「ID:xxxxxxさんの言動」として扱われてしまう。
  • はてなブックマークされやすい反面、ブックマークのコメントで記事内容を俎上に載せられやすく批評・批判される機会も増える。
  • 独自ドメインを使う場合はサブドメインが必須。
  • サーバーにFTPやSSHでアクセス出来ない。
  • 301リダイレクトの仕組みが使えない。そのため検索インデックスの評価を持ち越して他ブログサービスに移行することが(不可能ではないが)難しい。
  • はてな記法を始めはてなの特殊な仕様で作られているため、そのままログをインポートしても他のブログサービスではかなり修正が必要になる。
  • はてなの規約に従ってブログ運営しなければならない。サイト内容や投稿内容が規約違反と判断された場合、IDを停止される等のリスクがある。
  • はてながサービスを止める、他社に買収される、他社にサービスを移管する等の環境が大きく変わるリスクがある。

まず、大まかにいってメリットとデメリットはこのようなものがある。
特に.htaccessを編集出来ないため、301リダイレクトの仕組みが使えない点は大きい。301リダイレクトが使えないため、「検索インデックスの評価を持ち越したまま他ブログへ移行する」ことが難しい。少しでもブログ移行を考えるなら独自ドメインの使える有料プラン必須となってしまう。
独自ドメインであれば、同じURLを維持することも可能なためインデックスを失うことは一応回避出来るが、はてなのサービスや独自機能を使っていると独自タグなどが大量に挿入された状態になるため、他のブログサービスにログをインポートしてもまともに表示されず、編集にかなりの作業量を強いられる。
もっとも、.htaccessを編集出来る無料ブログサービス自体はほとんどなく、そういう意味では無料ブログの標準から大きく外れないサービス内容ともいえる。

SSL化が不透明なはてなブログ

また、SSL化が未対応のことも懸念材料だ。SSLについては、検索サービスを提供する大手GoogleがHTTPS化(SSL化)されたサイトを検索ランキングのアルゴリズムに使用すると宣言したため、検索結果にSSL化されているかどうかが影響するようになってきている。
HTTPS をランキング シグナルに使用します(Googleウェブマスター向け公式ブログ)

このため、世界中のWEBサイトはSSL化がスタンダードとなることになった。日本国内ではYahoo!がこの動きに追随している。
Yahoo! JAPANサービスは常時SSL(AOSSL)に対応します(Yahoo!Japan)

主な国内無料ブログサービスのSSL化状況は楽天ブログ、Yahoo!ブログ、アメーバブログが2017年に対応済み。FC2ブログは対応中、エキサイトブログは2017年夏に対応予定。
ココログ、gooブログ、Seesaaブログ、ライブドアブログなどの老舗大手は未対応で対応時期が不明(2017年7月時点)。
はてなブログ開発ブログの記事によると検討するとしているが時期やユーザーに与える影響などは不明となっている。

また、HTTPSに対応していない「はてなカウンター」終了後には、はてなブログのHTTPS化について検討し、状況に応じて開発を進めていく予定です。
引用元:はてなダイアリーの新規開設受付停止、はてなカウンターのサービス終了に伴い、はてなブログProのメニューを変更します

レンタルサーバー/Wordpressのメリットとデメリット

一方のレンタルサーバーでWordpressを運営する場合については、無料ブログとは真逆といっていいだろう。全てを挙げると長くなるため、代表的なもののみ挙げる。
レンタルサーバーによって費用や機能、サポート体制は様々なので、ここでは自分の使っているエックスサーバーの内容となる。

メリット

  • テーマやプラグインで機能拡張が可能なため高機能。
  • テーマ製作専門の会社やプロが作った表現力の高い有料テーマが使える。
  • モジュールの独立性が高く、テーマを切り替えるだけでPHPやCSSもそのテーマ固有のものに自動的に切り替わるため、カスタマイズ性が高い。
  • サーバーにFTPやSSHでアクセス可能。
  • FTP可能なことに加え、プラグインによるDBバックアップも可能なため、ログも含めたフルバックアップが取れる。
  • .htaccessが使用可能。
  • 301リダイレクトが使用可能。
  • サイトの常時SSL化が可能。
  • マルチサイトやマルチ言語化などサイトの構造そのものに手を加えることが出来る。(但しサイト構築やPHPなどの知識が必須となる。)
  • 高速化サーバーやハイエンドなプランを選択すれば表示を速く出来る。
  • 規約が無関係。(厳密にはレンタルサーバー側の規約、及び掲載している広告会社の規約には遵守する必要あり)
  • WordPressにおけるテーマはサイトを構築する上で非常に重要だが、製作者の厚意により『Simplicity2』『STINGER』など無料・高機能のテーマが提供されている。
  • テーマに依存する部分はあるが、WEB上のカスタマイズ情報が豊富。Wordpressビギナー用の書籍も出版されている。

デメリット

  • WordPress自体は無料で利用可能だが、レンタルサーバーと独自ドメインが必須のため、運営費用がかかる。とりあえず的に無料で始めることは出来ない。
  • WordPressやDBのインストール、ドメインの設定等の作業が必須で関連知識や事前調査が必要。テーマのスマホ対応の有無まで自分で調べる必要がある。
  • 表現力や設定のし易さ、機能はテーマ毎に異なるため、自分の目的に合ったテーマを見つけられないと運用に苦労する。
  • アクセスを集める仕組みや導線はないため、基本的には検索流入からのアクセスに依存しがちになる。
  • WordPressの更新、プラグインの更新、テーマの更新、エラー対応、スパム対応、セキュリティ対応など全てが自己責任。(国外IPからのアクセス遮断など、最低限のセキュリティ対応はレンタルサーバー側が行ってくれることも)
  • WordPressエディタのビジュアル編集画面で編集や保存をすると特定のタグ(preタグなど)で囲んでいる文章がなくなるバグが頻発する。(自分の環境でのみ確認)
  • WordPressの脆弱性からサイトを改ざんされるなどの被害に合う可能性がある。

無料ブログとWordpress、どちらで始めるか

上記のように知識や導入作業が不要で直ぐに始められ、アクセス増加や記事更新が続けやすく検索上位も取りやすいとされてきたのがこれまでのはてなブログだったが、SSL化が不透明なことで、検索順位目的ではてなブログを始めるということが揺らいできている。
WordPressでは、知識や導入作業が必要で、サーバー代金やドメイン料金が有料であり、アクセス増加の仕組みはなく更新のモチベーションも自助努力が必要だが、サーバーのファイルにアクセス出来、SSL化は比較的簡単に行え、Googleの上位担当者からも「WordpressはSEO(検索最適化)に強くブログに選ぶのはいい選択だ」という評価を得ている。
世界中の有志がテーマやプラグインを作って公開していることも心強い。

ブログ初心者、ブログに手間を掛けたくない、ブログをとりあえず始めたい、という人は、やはり最初ははてなブログを使ったほうが良いだろう。
WordPressでは最初にドメインの登録やWordpress、データベースのインストール等の作業が必要だが、この段階で躓くことも考えられ、その後もPHPの編集ミスで管理画面にアクセス出来なくなった、などの状況もWordpressでは普通にあるため、続けるのはかなり難しいかもしれない。

一方、ブログやネットサービスにある程度経験や知識がある人、生涯ログを書いていくブログサービスを使いたい人など、長期的な視点から見た場合、多少敷居は高くてもWordpressを選んだほうが良いだろう。Wordpressにははてなのような規約はなくアカウントを停止される恐れもない。
もしレンタルサーバーが気に入らなければ、別のレンタルサーバーにログを移せばいいだけだ。
レンタルサーバーでは通常.htaccessによる301リダイレクトの仕組みが使えるため、旧ブログから新ブログへの移行もインデックス評価を持ち越したまま移行出来る。

はてなブログで初めて、後々Wordpressへの移行を視野に入れたい人のケース

ブログの知識がほとんどない方が将来的にWordpressへの移行を視野に入れてブログを始めるのは十分可能だと思う。
自分が考える現実的なやり方としては、まずはてなブログで開始する。
この時はアクセスの増加は余り考えず、ブログ運営の基本的な知識、投稿の方法、HTMLタグやCSSの基本的な編集の仕方、またURLやドメインといったネットの基本的な知識などを学ぶ期間として考える。
また、はてなブログでは交流を促進する「読者」や「スター」などの仕組みもあるため活用してネット上の”知り合い”を増やしていく。
こうした知り合いはサイトの固定的な読者となり長期的にサイトを見てくれる人となってくれるかもしれない。

はてなブログを続けていって不満もなく、はてながサービスを止めるまでは付き合えると思えるならば、そのままはてなブログを続けても問題ないだろう。
しかし、ブログを続けていくと、幾つかの不満点が出始めることが多い。
周りのユーザーからも不満点を聞くことがあるかもしれない。
また、長期的な視点から見た場合、無料ブログは運営会社からのアカウント停止のリスク、ブログサービスを止める可能性などがあり、他のブログサービスに移転を余儀なくされるリスクがある。
WordPressであればそれがない。
そう考え始めると、移行を考え始める時期に来る。

移行先はやはり、「検索に強い」「レンタルサーバーで標準でWordpressが使える」「高機能で表現力の高いテーマが使える」「運営会社に左右されない」などの利点があるWordpressが候補となるだろう。
WordPressへの移行で注意しなければならないのは、はてなブログの際はブログの読者やスター、ブックマーク、言及通知といった「はてなのシステム」で得られていたアクセスが、Wordpressでは「インターネットの世界」そのもので生きていく必要がある。
「はてなのシステム」の恩恵で増えていたアクセスもなくなり、はてなのドメイン評価の後ろ盾もなくなり、自分の力でアクセスを増やす努力をしていかなければならない。
それには色々な方法があるが、まずは検索流入を目指すことになる。検索流入を得るには、質の良い記事、人間と検索エンジン両方に評価される記事を書いていかなければならない。
厳密にははてなの世界もインターネットの一部だが、それだけはてなブログで得ている恩恵は極めて大きいということだ。
これは、はてなブログからWordpressや別のブログに移行してみて、初めて分かる現実だ。

それでも、「運営会社の都合で自分のブログの運営が左右されない」という自由は、長期的にブログを運営していく上で、極めて魅力的なことは言うまでもない。

WordPressの移行

WordPressの移行方法や運営については、無料ブログとはかなり異なるものの、はてなブログを使っている時に培った知識や経験も役に立つ。

移行する際の一番の難所は、はてなブログで投稿した記事をどうするかだ。
エントリー(投稿記事)の処置は、通常二つのどちらかで行う。つまり新規にWordpressサイトを始めるか、Wordpressにこれまでのログ(記事)をそっくり移行するかだ。

  1. はてなブログ側のエントリーを残したまま、新しくWordpressサイトを始める(記事を移行しない)
  2. はてなブログ側のエントリーをWordpressサイトに移行する(記事を移行する)

1の場合、はてなブログ側では作業が必要なく、新しくドメインを取ってWordpressの使えるレンタルサーバーを契約してそこでエントリーを新規に書いていくことになる。
但し、これまで書いたエントリーの検索結果等の流入がないため、アクセスを増やす手段はこれから書いていく記事の評価次第ということになる。
よって、記事が少ない場合はこちらがお勧めだ。

2の場合もWordpressの使えるレンタルサーバーを契約するところは同じだが、これまで書いた記事の検索インデックスの評価を持ち越すなら、はてなブログの時点で独自ドメインで運用しておきたい。
もし無料プランで運用中のはてなブログから新規にドメインを取ってWordpressサイトを作った場合、記事を移行してもそれまでのURLが変わるため検索インデックスの評価を持ち越すことが出来ない。
これははてなブログで301リダイレクトの仕組みが使えないためだ。
そのため、記事を移行するなら事前に独自ドメインで運用しておき、数ヶ月などある程度独自ドメインの運用期間を経てからWordpressに移行すると良いと思う。

これまでのエントリーを移行する場合、はてなブログ側でエクスポートしたログをWordpressにインポートし、Wordpressサイトにログを移行することになる。
この場合、型崩れや、はてなブログ側で解釈されていたタグやコードがWordpress側で解釈出来ないため表示崩れなどが起きる可能性が高い。
型崩れや表示崩れが起きると、修正作業が必要になる。
何度か書いているように、記事が多ければ多いほどこの修正作業が増え、時間を取られる。

また、検索エンジンのコピーコンテンツペナルティ(同一内容の記事はコピーコンテンツと見なされ、スパム扱いされて検索順位の低下や検索結果からの除外など何らかのペナルティを受ける)を避けるため、旧ブログは閉鎖・削除するか、検索クロール回避の設定にするなどの処置が必要になる。

どちらがいいかは運営している人の考えや、投稿した記事の数による。
これまで書いた記事をベースにWordpressサイトを構築したい人は記事を移行したほうがいいだろう。
自分の考えとしては、Wordpressに移ることを前提とするならはてなブログでは記事の数を増やさず、出来るだけ記事が増えないうちにWordpressに移行すると楽になると思う。
記事数が増えると単純に作業量が増えて苦しくなるからだ。
WordPressに移る目安としては記事数30から多くても100くらいだろうか。100を超えると作業量がかなり増える可能性がある。

自分も2017年2月にWordpressに移転し300以上の記事を移行したものの、未だにログのインポート時におかしくなった記事を見つけることがあるため、日々修正を行っている。
実際にはてなブログからWordpressへの移転にあたり苦労した人の記事はWEB上に多い。
自分はSEのためこうした作業に慣れているが、それでも独力で3週間かかり作業中はかなり苦しい思いもしていた。
SEでなくサイトの構築作業に慣れていない人だと更に時間がかかり苦しい作業になるだろう。
そのため移転をするなら記事量が少ないうちに行うべきだ。
自分の場合、どのようにはてなブログからWordpressへの移行作業を行ったか、エントリーにしたものが以下となる。

はてなブログProからWordpressへの移行作業と設定方法(2017年版独自ドメインあり)
2017年2月10日に5年間使ったはてなブログProからレンタルサーバー+Wordpressへ移行を行いました。はてなブログからWordpressへ移行を検討している人も多いと思います。...

または、はてなブログを残したまま、ログを移行せずWordpressサイトで新たに1から記事を書き始める。
これも十分に現実的だ。この場合はこれまで書いたエントリーに依存することは出来ずサイトを1から作っていくことになるが、ログの移行作業がないため、スムーズに新サイトの開始に着手出来るだろう。
いずれにしても、はてなブログでは大量に記事を増やさず、ブログのシステムや記事の書き方に慣れることを意識したほうが、移行の際に楽になるのではないかと思う。
まとめると、次のようになる。

  1. ブログ初心者がWordpress移行を視野に入れて開始する場合、はてなブログで開始しても問題ないこと。
  2. その際、記事を沢山増やさず、ブログや投稿方法に慣れることを重視すること。
  3. WordPressに移行する際はこれまでの記事(ログ)を移行するか、または移行しないどちらかの方法があること。
  4. 記事(ログ)を移行する場合は移行作業や修正作業が発生するが、記事数が少なければ作業量も少なくて済むこと。
  5. これまで書いた記事(ログ)を移行せず、新規にWordpressサイトを開始するやり方もある。

はてなブログでの推奨設定と投稿の段階で意識しておきたいこと

もし、はてなブログから別のブログサービスやWordpressに移転となった場合に備えて、普段から意識しておきたいことを以下に挙げる。
これらを守って運営すると、ログを移行する際も作業量が減って楽になるだろう。

WordPress移行を視野に入れた場合、はてなブログ運営で普段から意識しておきたいこと

  • はてなブログ有料プラン(Pro)に変更する。
  • 独自ドメインでブログを運営する。
  • はてなキーワードリンクオフにする。
  • 記事URLは標準形式にせずカスタムで付ける。
  • はてなフォトライフを使わない。
  • 画像はGoogleフォトなどの外部クラウドサービスを使う。
  • アイキャッチ画像は設定しない。
  • カードリンクは使わない。
  • 広告リンクや商品リンクははてな以外の外部サービスを使う。
  • はてな記法やはてなの独自タグは使わない。
  • 編集見たままで記事を書く。
  • はてなポイントの「自動リチャージ」を使わず毎回必要なポイントだけポイントを「買いきり」する。

ブログの二刀流

個人的には、はてなブログとWordpress双方の長所を活かすため、両方を使う、いわゆる二刀流もいいのではないかと思っている。
はてなブログかWordpressどちらかを本館、どちらかを別館のようにして2サイトを運営し、主にはてなブログ側では交流しつつ、Wordpress側のサイトへの流入も行っていく。
逆に、Wordpressでは高い表現力と豊富な機能を使って本格的なサイトを構築し、記事の見せ方を工夫していく。
実際に、サイトを見ていくと、はてなブログとWordpressを両方使って運営をしている人も、中には見られる。
互いの長所・短所が分かっている人や、慣れている人は、双方を使ってよりサイトの可能性を引き出しているのだと思う。

但し、この場合は、はてなブログとWordpress双方にかける時間、特に記事を書く時間が必要になる。
同じ内容(文面)の記事を掲載すると、Googleではコピーコンテンツとして見なし検索順位等にペナルティを与える可能性があるため、通常コピーコンテンツを避けるため、記事内容は変えていかないといけない。
しかし、一つのサイトの投稿記事だけでも、Googleは長文記事を評価する傾向があるため、長文記事を中心にして投稿していくと、2サイト分はとても手が回らないという現実もある。

複数人でのサイト運営

複数人でサイトを運営していれば、記事の増産もしやすいので、そういう場合は複数人ではてなブログとWordpressのサイトを運営していくというのも一つの方法だろう。
複数人での運営のデメリットとしては、全員の書く内容がサイトの方向性に合ったものとなるかどうか、記事の内容が重複しないか、ある人だけ沢山投稿して別の人はほとんど記事を書かないといった偏り、などの問題も考えられるため十分に検討して行いたい。

ライターの方に記事を発注して書いてもらう場合の考慮点

有料で記事を書いて頂けるライターの方を募集して、記事を書いてもらうことも考えられる。
自分はこのサイトでアクセスが増え始めた時期に「もっと記事本数を増やせばアクセスが得られるのではないか」と思い、記事の作成を依頼出来るライターの方を募集する文章まで考えたことがあった。
しかし、ライターの方の書かれた記事をサイトに掲載すると、自分の見方や考え以外のものがサイトに混ざることになる。
それがいい方向に出る可能性もあったが、ライターの方の”色”が強い場合、サイトの内容がどうなるか分からなかった。

また、ライターの方の文章スキルが高く、自分より面白い記事を増産して人気が出て、アクセスが予想以上に増えたとしたらどうなるだろうか。
(プロのライターなのでその可能性は十分にある)
オーナーの自分の記事を掲載していく意味がなくなるのではないか。
そういうねじれた状況が出ることも嫌だったということもある。

他には、ライターの方に支払う謝礼や、自分を含んでライターが二人以上になると編集体制をどのようにしていくかなど、様々なことも考えていかなければならないだろう。
結果自分にはライターの方に依頼して記事を書いて頂くことは難しいと思ったため、自分の文章だけを掲載していくことにし、今に至っている。
将来的には分からないが、このサイトに関しては恐らく、今後も他のライターの方の書かれた記事が載ることはないだろう。

会社や組織でのブログ運営

会社や組織でブログを運営する場合は、「会社や組織」という個人から離れた部分となるため、社命で記事を書くという作業の中で、「エッジの利いた内容がどこまで書けるか」という別の問題はあるだろう。

付記:エックスサーバーでのSSL化の方法

ちなみに、筆者はWordpressでこのサイトを運営しているが、レンタルサーバーはエックスサーバーを使っている。
エックスサーバーの場合、SSL化は無料で行うことが出来る。
SSL化は管理画面で幾つかの変更を行うだけで可能であり、特別な知識等は要らない。
むしろ、SSL化した後に必要な混在コンテンツの修正作業の方が大変かもしれない。
WordPressのSSL化については以下のエントリーに作業内容を書いているので参考程度に見てもらいたい。

エックスサーバー「無料独自SSL」常時SSL化の設定方法と作業記録
当サイトでAOSSL(常時SSL)対応しました。 2017年4月時点でエックスサーバー(Xserver)でWordpressを運営していますが、SSLはエックスサーバーの「無料独自SSL」を使っ...

本稿の終わりに

今回は、はてなブログとWordpress、どちらでブログを始めるのがいいかを考えてみた。
どちらも一長一短ある中、今の自分にあったブログサービスを検討し、長期間使えるサービスを選びたい。

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